先ほど姉から電話がありました。
正直いって、「またか」ですわ。
だって会話が成立しないんですよ。
勝手にしゃべりまくって気が済んだら、じゃまた、ですから。
もちろん私が聞く人ですわよ。
うーん、晩年の母もそうだったな……歳をとるとそうなるものなのか?
ひとのふり見て……気をつけなくちゃ、です。
で、今回は姉が買った物の値段をいちいち訊く夫がウザい。
この義兄、自分のお金のかからない趣味以外は(趣味は中古または壊れた機械を分解して……どうするんだか?)全く無関心、無頓着。
着る物、持ち物、食べる物、全てに無関心、無頓着。
買物もしない、行かない、だからお金も使わない。
なので、物の値段に疎い、というより知らない。
ましてや女性の服や身に着ける物の値段など皆目見当もつかないことでしょう。
そんな義兄が姉の買った物の値段だけは、気になる?
それは多分、姉が買い物好き、(無駄な)物を買ってばかりいるからでしょう。
もちろん、姉はそんなことは重々承知なので、隠せるものは全て隠していますが。
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同じ屋根の下に住み、毎日顔を合わせなくてはならない姉にとっては、いちいち物の値段を訊かれ鬱陶しいでしょうが、当事者でない私からすれば確かに義兄ちょっと(かなり)変な人ですが、そこが可笑しくもあるわけです。
で、姉は考えました。
物の値段を知らない人に、正直に値段を言ったところで何になる。
物の値段を知らないとはいえ、高い、安い、必要品かそうでないくらいはわかるだろう。
だから、たとえば「5万円」の買い物をしたら、義兄が値段を言うまで姉はだんまり作戦をとることにしました。
物の値段を知らない義兄は、何でも安く見積もり、それは「1万円くらい?」と訊きます。すると姉は、そう「9千円」と応えることにしたのです。
妻の買った物を何でも安く見積もってしまう夫、それをいいことに値段をごまかす妻。
買い物には無関心だが妻の買った物の値段だけは気になる夫、買い物大好き、無駄な物ばかりを買ってくる妻。
なので家の中は夫の集めた訳の分からぬ使い物にならないガラクタ機械類? と妻の買い集めた無駄な物で溢れかえっているのです。
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