![f:id:k-manako:20190618224204j:plain f:id:k-manako:20190618224204j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/k-manako/20190618/20190618224204.jpg)
いつもの時間にいつもの電車に乗ると、「優先席」が空いていた。こんな時は自分に都合よく、だって私、シニアだもの、向かいの優先席だって誰も座っていないもの、だからこの先、お年寄りが乗車したところで大丈夫だわね。と言い訳をし、躊躇なく座る。
次の駅に着くと制服を着た高校生たちが数人乗ってきた。その後ろに80代くらいの品のいい高齢女性が続く。
すると一組の高校生カップルが、なんの躊躇いもなく向かい側の優先席に座るではないか(ちょっとー、そこは優先席よ、アンタたちの座るところじゃないのよ。ったく)。
で、高齢女性が私の隣に座る、まぁ、そうなるわな。
優先席には、バアサン2 vs 高校生カップル、この対照的な二組が向かい合って座ることになった 。
バアサン組と高校生組、この似ても似つかぬ二組の年齢差は、約一世紀くらいはあるのではないだろうか。
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それにしてもね、ババ臭いことは言いたくないけれどね、この高校生カップル、座るなり腕をからませ手を握り合いイチャイチャし始めたわけよ。
目の前に座るバアサン二人の存在などどこ吹く風。
世界は二人のために、バアサンであろうと同じ学校の生徒であろうと眼中になし状態。
で、そのうち男子が女子の肩に、頭を乗せるではないか。
その女子はといえば制服のスカートをウエストで幾重にも折り曲げ丈を短くし、にもかかわらずだ、脚をオヤジのように開いて。
おばはん、この二人から目を離せなくなりました。この現場から、この娘の両親に実況中継してあげたいわ。
この娘の父親が見たらどう思うのかしら?
えっ、今どきそんなことくらいで動揺なんかしていたら、親なんて務まらない。
大きなお世話? かな?
で、隣に座るバアサンはどうしているかと視線を横にずらすと、電車の揺れに身を任せうとうと気持ちよさそうに舟をこいでおりました。
私だけ? なのかしらね?
今どきこんなことで熱くなっちゃう私って、遅れているのかしらね?
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