まずは、見た目の説得力(2)

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先日、ラジオに日本テレビ『NEWS ZERO』のキャスターを降板された村尾信尚氏がゲスト出演されてました。

1955年生まれ、ということは現在64歳? と聞いて、まずは、びっくり、お若いですね、見た目。

とはいっても、あまりこのニュース番組視たことないのよね。

だから村尾氏の見た目の印象しかないのだわ。

 

で、ラジオ番組のなかで、氏曰く、ニュース番組なんだから、「自分の見た目なんてどうだっていいじゃないか」と最初は思っていた。

 

ところが、視聴者から寄せられる意見はといえば、意外や意外、「今日の髪型は変だった」「今日のネクタイは良かった」という氏の見た目に関するものがほとんどだったそう。

 

視聴者のこの反応に今一つ納得できない村尾氏は局のメイク室でメイクさんにこのことを話してみると、

「そうですよ、まずは見た目の説得力です」とはっきり言われ、へーーー、そういう

ものなのか、と考えを改めた(番組を視てもらうためには、改めざるを得ない?)。

 

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ニュース番組はどの局も中身はほぼ一緒、時間帯も一緒、そんな条件のなか、どこにチャンネルを合わせるのか、それは視聴者の好み、メインキャスターの好き嫌いに大きく左右される。

 

特に女性の場合は人物を視覚的なイメージでとらえる人が多いことを考えれば、ネクタイだの髪型だの着ているものに気を配り、まずは見た目の好感度を上げ、視聴者を引き付けなければ視聴率はとれないし、続かない。

 

「見た目なんてどうだっていいじゃないか」じゃ済まされない。なんたって局の命運がかかっているわけだもの。

 

有名人でないから、テレビに出ることなど生涯ないから、私は中身で勝負、見た目なんかどうだっていいの。

だからー、中身を認めてもらうには、まずは見た目の説得力、現実はそういうことだわよ。とラジオを聴きながら深く納得したおばはんでした。

 

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