イヤな話だけれど、人となりでなく、人のナリ?

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だいぶ前に知人の生け花の先生から聞いた話。

先生の知り合いに教職についていた夫婦がリタイアし、長年の夢だった船旅に出た。

豪華客船で行く世界一周の旅? そんな感じ? (世界一周かどうかは忘れた)。

 

 

この元教員夫婦は、人柄もよく教養もあり話していて楽しい、とてもいい人たちなんだそうだ。

ところが、見た目、身なりには全く頓着しない夫婦でもあったそうだ。

そんな夫婦なので船の中でもいつも通り、お洒落などには無関心。

多分、ディナーの席でも、着る物などにはあまり神経を遣っていなかっようで、それがいけなかったのか? 話しかけても誰も相手にしてくれない日々が続いたらしい。

 

で、さすがに夫婦も考えた。楽しみにしていた船旅がこれでは楽しくない。

で、まぁ、持参した服の中から選びに選び、寄港地で買ったりして着るものに気を遣うようになった。

すると、周りの態度が一変した、と言うじゃないの。

 

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いくら見た目は大事と言っても、これほどあからさまって、どうよ。

この夫婦の「人となり」には目もくれず、「ナリ」でジャッジし村八分?

イヤな話だわね、仲間外れにした人たちの、人となりを疑うわ。

まぁ、この元教員夫婦がこの船旅を楽しめたのなら、それでいいわけだけれど……。

 

負け惜しみでなく、この類の旅には興味ない私でも、船旅の客室によるヒエラルキーは、そのまま乗船客のヒエラルキーとなる、なんてことをずーと前に読んだことがあるけど今はどうなのかしら?

でも、この話を聞いて、以前にもまして興味がなくなったわけだわね。

でも、すごいお金持ちだったら……どうかしら?

 

……イヤだ、イヤだ、いくら海好きだって開けても暮れても海ばかりでは、さすがに飽きる。
で、船の中の小さな村社会では、来る日も来る日も着る物に頭を悩まし社交して、はぁ、疲れる。
でも、これって貧乏人の発想なのかしら? ね。

 

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