雨にも負けず風にも負けず加齢にもめげず人生にもめげず、明るく元気に能天気ブログを目指すはずだったのが最近ちょっと暗い話が多くなってきた。
なので今日は少し明るく? 巷で流行る物の話。
またまた最近よく見かけるようになった、ちょっと長めのアコーディオン・プリーツ・スカート。今日もそんな若女子を何人も見かけました。
長く生きているおばさんは子供のころから、このスカートが今日まで何度も復活を繰り返しているのを知っている。
何を隠そう、20年ほど前に? おばさんも買ったことがある。けれど1度もはかずに人にあげてしまった、だからよく覚えているのだ。だから今回の流行も新しくもなんともない。見ようによっては、人によっては古臭く見えることさえある。
これはこのスカートや服に限ったことでなく、先日書いたタピオカ・ミルクティやレモネードにも言える。
流行は繰り返すといってしまえばそれまでだが、長く生きれば生きるほどに、「そんなの少しも新しくない」が増えてくる。
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ずーと前、ある高齢女性が、あるセレブリティの服装について、ああだ、こうだ、と悪意ある批判を繰り広げておりました。
どうやら、その人は、それを着ている、そのセレブ・本人がお気に召さないようなのです。坊主憎けりゃ袈裟まで、これですわね。
一体、いつの時代の服なのか。今どきこんな×××××服を着るなんて、センスを疑う。
誰か注意する人がいなかったのか?
この時代錯誤、この人のズレまくった感覚はどうなっているのか?
人間性を疑う、なんちゃらかんちゃら。と、まぁ、こんな感じでしょうか。
すると、その批判に、「ちょっとー、待ったー。あんたはんの言うこと、間違ってまっせー」、と手を上げる正義の味方? お節介な人? が現れました。
そのシルエットは、現在のものです。今、また再評価され、お洒落な人は云云。と、ガツンと高齢シニアに、意見をしてくれる勇気ある人でもありました。
そうなんです。
流行は繰り返しますから、長く生きておりますと、
「そんなもの、少しも新しく珍しくもないわよ(私が子供時代に、青春時代に、10年前に、20年前に、50年前に流行ってたのよ)」と、言ってしまうわけでございます。
しかし、子や孫に、自分の長生き自慢? をひけらかすのは、どうでもいい、勝手にしてくれですが、服飾評論家でもないのに、知ったかぶりして、あれこれしゃべりすぎると、墓穴を掘るのでございます。
「おばさん、それ、いつの時代の話だよ」
「50年前のソレとは、違うNoooooOOOOO」
「似て非なるモノなのぉぉぉぉぉおおおおお」
「だから、おばさんだって言うんだよ」
言わんこっちゃない、それが年寄りなのです。おばさんの知ったかぶりは、嗤われるのだ、疎まれるのだ。
そういうことでございます。おばさん、しかと胸に刻んでおきます。はい。
……でもさ、昔のことはよく覚えているのよ、だから言いたくなるのよ、おばさんは。
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