「あなたはまだ若いから」言われる側から言う側へ

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いつの間にやら、周りは、皆、年下ばかりとなり、って以前に書いた気がするけど、ほんと、それが現実だわね。まぁ、せめてボランティアに行けば「若めの年寄り」でございますが。

で、今日も40代の同僚と体の不調について喋っていたら、つい、言ってしまった。「あなたはまだ若いから分からないかもしれないけど」そう言ってる自分に気が付き、あーあ、年寄りになったものだ、と思ったものだ。

で、当然、その40代は「いえいえ、そんなことありません」と自分の若さを否定する。40代も半ばになれば自分でも中年と自覚しているのに「若い」なんて言われると、なんかくすぐったいような気まり悪いというか返答に困ってしまうでしょう、かっては私もそうでした。

「あなたはまだ若いから分からないだろうけど」このセリフ何度聞かされたことか。だから、ほんと、こんな年寄りくさいこと言いたくないのよ。

でもね自分より若い人といるとついポロッと出てしまうのね年寄りの自分が。でもその彼女が「私もそうなんです」と言い、それからお互い体の不調で盛り上がったわ?

 

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45歳か……若いな。でも確かに世間が認めるおばさん年齢よね、体の不調も出てくるころよね、だから本人は若いなんて思えないだろうけど、でも、まだ正真正銘おばさんじゃないの。こっちはね時に「お婆さん」になって電車の中で席ゆずられることも夢じゃないのよ。

「あなたはまだ若いから分からないだろうけど」初めて電車で席譲られときそれはそれはショックだったわ……確かに、他人事だったわ。で、今や自分がそれを言う、譲られる側になって、実際、言っちゃってる自分にちょっと驚き苦笑してしまう。

(なんで高校生が優先席陣取っているわけ? おばさん仕事終えて疲れているのよ、ヘトヘトなのよ。おばさんだけじゃないわ、おじさんだってそうよ、あなたの両親もそうよ。あなたたちはまだ若いから分からないだろうけど大人は疲れているの。なのに高校生が座って……立っていなさい)

そうは思っても電車の中で、席は、まだ、譲られたくないものだ。

 

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