時間が経つほどにこじれた人間関係を修復するのは難しい

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花金じゃ。今日は涼しいから蕎麦屋で1杯、夫と口を利かない彼女とね。

相変わらず同居・別居状態は継続中だそうでございます。話したくもないのに話さなくていいのは気楽。でも、彼女の休日でも1日中リビングでテレビを見ている夫(自分の部屋で見ればいいのに)。

その横のキッチンで自分のためにだけ料理を作る彼女、良心の呵責は全くない、夫の気配がうざったいだけ。

作ったらそうそうに料理を持って自分の部屋に行く。自分の部屋でテレビを見ながらアルコールをたしなみ自分の好きな味付けで好きなでものを食べる、あーあ、幸せ。だそうです。

仲直り? 難しいわね。無理じゃない、余程のことが起きない限りは。と冷めたお言葉でした。

 

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前から思っていたけれど、彼女の方から「あなたとはもう話したくありません」と言った手前、彼女から夫に話しかけるというのも……どうなの? それはちょっとできないかな? それこそ想定外の大事件でも起きない限り……。

夫だってそんなこと言われてしまったら、話のきっかけも何もあったものじゃない、余程のことが無い限り。今更どうしろと言うのよ、どうすりゃいいのよ。ただじっと耐えるしかないのか? いつまで? 無期限?

しかしここまで長期化してしまうと難しいですね、それは夫婦だけじゃない、あらゆる人間関係に言える。

他人ならその関係は時間の経過とともに自然消滅、でも身内はそうはいかない。切っても切れないのが身内という関係。何度も同じことを書いているけれど、こじれると面倒なのが身内という関係だ。それも同じ屋根の下に住んでいれば尚更だ。

で、彼女の話を聞いていて思ったのだけれど、沈黙に耐えられる、長期戦に耐えられる、こういう人は強い。彼女の外見から受ける印象とだいぶ違う。

で、彼女は言う、つくづく仕事していてよかった、と。そうだろうね、お金、この存在なくして夫を無視し続けることは難しい、それと日中は顔を合わせずに済む、これも大きい。

でも、裏を返せば、それがこじれた関係の修復を遅らせる原因、遠因ともなるのか?

でも、そのために我慢する、これも辛い、いつ爆発するとも限らない。

うーん、まぁ、私が考えてもしょうがないのですが。

 

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