前髪頼みとその効果

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パソコンに向かいながらそばに置いてある手鏡でスッピンの自分の顔を見る、それに飽きるとまたパソコンに向かい、また手鏡を手にする。そんなことばかりを繰り返している休日の夜。窓からは涼しい風と虫の声、秋ですね、柄にもなくちょっと感傷的になってしまう人生の秋を迎えたおばさんです。

 

漫画に描かれる生活に疲れたおばさんの顔には「ほつれ毛」が不可欠である。中年女性に「ほつれ毛」はやつれた印象を与えるからだ。

ちなみに証明写真を撮る、面接に向かうときには「アホ毛」にも注意しろという。「アホ毛」とはなんぞや? 髪をまとめたときにフワフワまたはピンピン浮き立つ髪の毛のことらしい。

毛量の減少が頭皮の衰えが気になるおばさんとしては「アホ毛」も毛量の1部、1本なりとも無駄にはできない。アホ毛も大事に育て成長させれば立派な毛髪の1員、それを「アホ」なんて、失礼なことを言うでない。

 

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女子高生を見ているとほとんど100%といっていいほど前髪を下げている。で、風が吹き前髪が上がると必ずそれを手で撫でつけ前髪を整える。前から歩いて来る子がみな同じ仕草をするので可笑しくなってしまう。おでこが出たところでなーんにも変わらないけど、でも女子高生にとっては一大事なのね。

 

前髪を下げていたのは高校生まで、その後はずーと額を出している。前髪だけでなく髪が顔にかかると鬱陶しい、痒くなる。

でも前髪上げてさっぱりすっきりはいいけれど、加齢にともない額のシワが気になりだした。気になりだしたら、やたらめったら気になる。でも普段は自分じゃ見えないから忘れていられるけど、店に入ったときなど大きな鏡に映った額のシワに愕然とする。

で、前髪を作ってみる、額のシワ隠れる、少し若見えさえするような……? 前髪効果か、でもやはり鬱陶しい、痒い、我慢できない。

歳をとってからの前髪も難しい。前髪プッツン、これがトレードマークの有名人もいるけれど、ワカメちゃんの婆さん版にはなりたくない。

また前髪の中途半端は下手すればだらしなく見えたりやつれたように見えたり、ほんと、歳とると髪型って難しい。

前髪作って額のシワ隠したって、シワは額だけじゃないじゃん、……確かに、おっしゃる通り……だから、マスクでしょうが、マスクの季節到来、マスク頼みなのだわよ。

 

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