花金じゃ、でも今夜は呑まないと決めた。それは寒い中、帰るのが嫌になるからだ。これも歳をとったせいだ。だから夫と口を利かない彼女とお茶をする。
夫との関係は今も変わらず冷え冷え、で、安定、らしい。ということは今のところ特別重大なことが起こっていないということだ、それは結構なことだ。
雨どいの修理の時は少し会話があったらしい。夫はこれを機に元の生活に戻る、戻れると思っていたみたい、らしい。でも、彼女にその気は全くなかったし、今もない。
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だからといって今の生活が楽しく快適かといえば、そんなこともない。でも、もう以前の生活に戻る気はない、ということらしい。煩わしいより寂しいほうがいい、快適らしい。
でも、もし、夫に何かあれば、その時は、できる限りのことはする、らしい。だったらそれでいいじゃないの。会話がないのは平穏無事ってことでもあるのだから。
私はといえば、金曜日なので「堪忍袋の彼女」と接近。しかし、すれ違ってもお互い相手が見えない、いないがごとく自然に避けあう。
ピリピリ冷え冷え感は大いにあるけれど、ただ、それだけ、結構なことだ。この冷たい平和がこのまま続いてくれることを願う。
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