最近、自分の話す速度が上がっていることに気が付いた。特に仕事の時がひどい。で、口が回らなかったりする、滑舌が衰えてきているのかもしれない。
忙しい、忙しい、気持ちははやるのに口が言葉が付いて行かない。で、相手がポカンとしていることがある。なんで分からないのだ、で、もっと早口になる。
話す速度が上がる、で、どうでもいいことはしつこく覚えているが、肝心なことを忘れるのは速い速い。
動作が鈍いくせにせっかちな老人、自分の動きの遅さにもイライラするが、自分のことは棚に上げ他人の動作の遅さにはきわめて敏感に反応しイライラを募らせる、時に怒りを爆発させる迷惑老人。
そんな年寄りに私はなりたくない。が、すでにもう多分そんな年寄りに傾きかけているのかもしれない。
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動作が鈍いだけでなく気持ちはあっても体が動かない。やることが、やらなければいけないことが、あっても行動に移せない。延ばし延ばしで追い詰められ、やっと腰を上げれば今度は気ばかり焦り、そしてミスをする、忘れ物だってする。
明日でも間に合うことは、明日やればいい、で、明日になったら、また明日、これを繰り返しているうちに、ああ、間に合わないよ。こんなことが積み重なっていく。
しかし、考えてみると土壇場になるまで動かない、これは今に始まったことでない、ことに気が付いた。子供の頃からそうだった。夏休みの宿題、提出物etc.etc.
これに加齢なる物忘れ、うっかりボンヤリ、ドジが加わって、無駄な動き多く、それでも、あれはどうした? それはどうなった? こうして今年も暮れていく。
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