渡る世間にとてもいい人

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金曜日、今日はどこにも寄らず真っ直ぐ帰宅。冷たい関係の同僚は「インフルエンザ」で欠勤中。お気の毒だが私としては良い花金となった。

その代わりに以前どこかで書いた同僚と(タイトル忘れた)一緒になった。一緒といっても一緒に仕事をするわけではないが。この人は人の悪口はもちろんだが噂話も仕事の愚痴も一切言わない人なのだ。

 

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今どき珍しい「純朴」そんな形容がピタリとくる人で動作もゆっくりに感じる。なので仕事中ピリピリセカセカしている擦れ切った私としてはこの人と話をしていると、ちょっと暖簾に腕押し的、反応の緩さに拍子抜けすることもある、と同時に、そんな自分をちょっと反省し、そしてちょっと安らぐ。

「いい人」なんて言われても少しも嬉しくない、いい人は「どうでもいい人」だから。なんて言ってた人もいるけれど、やはり、「いい人」は「いいよね」なのだ。

今さら、おっとりジュンボクないい人にはなれないけど、せかせかでもスレキッタいい人でいたいものだ。ピリピリは? うーーーん……。 

 

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