あんたに言われたくない

あなたのためだから

こんな加齢なる日々でも

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「かれいなる」を変換すると「華麗なる」と出る。華麗と加齢、うーん、考えさせられる。「華麗」とは無縁なる日々を送るおばさんは、そんなブルジョア的ゴージャスな暮らし、うーーーん、憧れるな、でも、ちょっと疲れそう、面倒くさそう、とも思う。

しかし市井の片隅に生きる名もなき庶民の加齢暮らしであっても年に数回? 贅沢な気分で朝を迎えられることがある、それが今日だ。

それは、朝、目覚めたとき、枕もとの時計を見て、「えー、信じられない、もうこんな時間、良く寝たなー」と実感できたからだ。

こんな日は、寒さだってあまり感じない。頭スッキリ体が軽い、ともすれば気分がふさぎ込みそうな鈍色の空であっても、心は晴天、前向き、楽観的気分になれる。

で、出かけたくなる。出かけるといってもいつものスーパーへ食料の買い出しだ。散歩を兼ね遠回りして図書館へ正月休みに読む本を借りる、ついでに100均にも寄ってみる。

買い物はなんであれ、楽しい。でも、野菜類が重い、酒類が重い、本が重い、重い重い重い、で、両手はふさがる、加齢なる体にこの重さと量は拷問である。そこで考えた、「贅沢」して、タクシーで帰ろう。

 

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らくちん、ラクチン、楽ちんじゃー、と思う間もなく家に到着。今夜のメイン・ディッシュは「鱈ちり」じゃ、お供は熱燗といいたいところだが、発泡酒に大好きな柚子をギュギュッと絞り入れる。

う、う、うーーー、うんまーい、贅沢じゃ、昨夜と違い熟睡した日のアルコールは、格別じゃ、甘露甘露でグビグビじゃ、ああ、贅沢じゃー、幸せじゃー。

時間にも制限されず、決して豪華とはいえないけれど好きなものを飲食できる「体」と「お金」。これぞ、ささやかな幸せ、ささやかな贅沢、これでリッチな気分になれるのだから、安上がりなおばさんだ。こんなことに感謝できるようになったのも歳をとったから……かもね。

人間の暮らしなんて、時代が変わろうが、お金があろうがなかろうが、起きて半畳、寝て一畳。質の問題はさておき、基本の営みは、寝て起きて食べて排泄し、起きてる間はなんらかの仕事をし、また寝て起きての繰り返しだ。

 

今、雨が降っている。♪ 雨は夜更け過ぎに~ 雪へと変わるだろう ♪ 『クリスマス・イブ』山下達郎 

今よりずーと若かった、あの頃、あの日、あの時、の12月。

20代の頃、今のこの暮らしがわかっていたならば、20代からの折々の選択は、どう変わっていただろうか? 

 

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