「ブスって言われたんです」笑うしかないでしょ

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今日は朝起きてからずーと眠い、私にとって仕事初めの日だというのに。朝、化粧している時でさえも眠くて眠くて化粧しながら寝落ちするのではないかと思ったくらいだ。

それでも何とか無事仕事を終えロッカールームへ。そこで同僚(40代)と一緒になった。

お正月はゆっくりできましたか? と同僚が私に訊く。

暇で暇で食べてばかりいた、健康に悪いと思うくらい食べた。と応える私。

でも、太らないでしょ? 羨ましいわ。と同僚。

まぁ、太らないけど羨ましくないよ。ガイコツババアって近所の小学生に言われたこともあるんだから。と私。

ええっ、ひどい、ひどい、それはひどすぎますよ、そんなこと言うなんて。と同僚。

(ちょっと、ちょっと、そんなにマジにならないでくれる。ここは笑ってくれなきゃ、そうマジに受けとめられると、私、なんか、可哀想な人、見かけ、ガイコツ、相当ひどいみたいじゃない)

 

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すると、その同僚、

「私、スって言われたんです」

私、思わず 「誰に?」

彼女の話によると、登下校する小学生の見守り役? をしていた時に小学6年生男子に言われたそうだ。

えー、でも他にもお母さんたちいたんでしょ、あなたかどうか分からないじゃない、と言えば、

ううん、私1人だったんです。だから私のことを言ったんです、その6年生男子は。

「あの人はブスだ」って。

それを聞いた私の反応はといえば、彼女とは大違い。

思わず、大笑いしてしまった。しかし、こういう時は笑っても、余計なことは言わないに限る。またマジになるのも……マズいでしょう、だから笑い飛ばすに限る。

ガイコツババアとブスか。子供の言うことだから、とは分かっていても、打ちのめされ、しばらく立ち直れないこともある、とは学童保育に関わっている人の言葉だけれど、ガイコツとブス、これくらいなら、めげちゃいられない。で、他人事なら笑っていられる。

 

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