今日電車の中に黒マスクをかけた50前後のおじさん発見。中年の黒マスクは実に珍しい、初めて見た。が、今日はもう1人エスカレーターですれ違った。こちらはもう少し年上で60前後か。
2人とも白マスクが手に入らなくて、何とかやっと手に入れたのが黒マスクということか。今や、見てくれなんて構っていられない、しないよりまし、ということなんだろうけれど。
でも、この50前後のおじさん、トレンチコート、ダークスーツ、白のワイシャツ、ネクタイという極々フツーの勤め人風、だから黒マスクが不釣り合いなこと甚だしい。
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また、このおじさんは、太っていて顔も体にも肉がたっぷり。肉たっぷりの大きな顔に黒マスク……マスクがとても小さく見える。
初めのうちは、勤め人風おじさんに黒マスク、これって違和感あるなー、と見ていたのだけれど、そのうちあまりの似合わなさと顔とマスクの面積のバランスの悪さが可笑しくなってきた。
で、このおじさんから目が離せなくなった。チラチラ、時にジー――ッと見ているうちに、段々このおじさんが、カワイイ、そう見えてきた。黒マスク、似合わない、それがいい、チャーミング。
もはや似合う似合わないなんて言ってる場合じゃない。でも、黒マスク、ちょっと勇気いるな、黒使用するくらいなら、仕事、行かない。そんな選択肢……ない、かな。
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