思い出すだけ、マシ? まだら老化脳の厄介さ

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『時』お前にはわからんだろうな


ガムテープメガネにもすっかり慣れ違和感もない。だから今もそれをかけ、これを書いておりますです、はい。でも、かけたり外したりしているうちに、ガムテープ部分が緩んでくるんですね。でも、大丈夫、また張り替えればいいのです、何度でも。

ビシッ、バシッ、ピタッと無駄なく緩みなくそして美しく、テープの張り方、巻き付け方もどんどん上達し、やがてガムテープ修理の匠となれる日も近いことでありましょう。

充分じゃん、家用ならば、人に見られるわけじゃなし、自分だって鏡を使わない限り、見えやしないのよ、この、ボロ、ダサ、ビンボ臭いは。であればこれにて一件落着。こんな非常時にメガネごときでオタオタしてる場合か。

が、違和感がないということは、ガムテープメガネをかけていることを忘れてしまう、ということでもある。で、つい、ちょっとそこまで、ビア缶買いに、または、ピンポーンで出てしまう。

当然その時には気が付いていない、が、後で気が付く思い出す。これが最悪、穴があったら入りたい、こんな場合は、なまじ思い出さない方がいい。歳はとってもこんなババアであっても多少の羞恥心は残っておるのじゃった。

恥くらい、他人の目なんて、気にしない、どうってことない、どう思われようと知ったこっちゃない。そんな強靭な鈍感力が欲しいものだ。が、ただのドンカンはいかん、ドンカンにもパワーが必要なのだ???

 

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肝心なことはケロッと忘れ、自分のことは棚に上げ、どうでもいいようなことはしっかり覚えていて、あの時あなたはこう言った、ああ言った、そうしてああして半世紀、それほど経っても、あの時あなたはこう言った、そんなババアにはなりたくないものだ。

とても大事なことだから、と、その時、その都度、確認、再確認、再々再確認した、はずなのに……ああ、でも、忘れる、それが老化脳。で、どうせ忘れてしまったなら、死ぬまで思い出させるな。

だが、とんでもない時に思い出す、ああ、もう、生きていけない、私の人生お終いだ、顔、真っ青、生きた心地がしない。なんで、こんな時に思い出すんだよ。

 

…………と、ここでとんで埼玉、飛んでも8分発奮、歩いて何分? どころじゃない、大事なことを思い出した、ああ、親分、たたたた大変だ、ここで一旦、パソコンの前を離れる。

………………………………………探す探す、ないないないないない、どこ行った??? そのうち、探し物はなんでした? とならないうちに探し出さねばならない、時間がない、だが、記憶もない。

確か、あれは土曜日、あそこで、ああして、あれから………どうした? 無理無理、思い出せないぃぃぃい………………。

 

探し物、ありました。ちゃんとしまってありました。しっかりしてるじゃないか、けれども、しまった記憶ありません、どういうこと? そういうこと。

でも、あったからよかったものの、見つからなかったら? おばさん、血の気が失せましたわよ、ったく、脅かせやがって、寿命が3ヶ月縮まったじゃないか。

こうして、まだ、なまじ、マダラ・老化脳なものだから、まだらに振り回され、赤くなったり青くなったり、心臓バクバク、身体に悪いじゃないか。

「これだから年寄りは」「歳はとりたくないものだ」「あんな年寄りにはなりたくない」「イヤね」、そんなババアに? あんな年寄りに? この私が? ウッソ―、信じられない。でも、これが現実。

でも、なーんにもない、より、たまには、こんなビリビリバリバリドキドキ、そんな刺激も、老体には、必要なのかもしれない。勝手にそう思うことにしよう。

 

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