だから言ったじゃないの・自称マスク評論家は見た!

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「時のモノ」「マスク」がこんなことになるなんて

 

マスクを店頭で見かけるようになりました、しかし、まだまだ、高い、買う気失せる。また、由緒なきマスクが値崩れを起こしている? そうでしょう、そうでしょ、だから言ったじゃないの、焦って買うんじゃない、って。

えっ? 聞いてない? 言ったはずだけど、いいえ、聞いてませんけど。こうして言った言わない、聞いた聞いてない、と、お互い自分のうっかり、ぼんやり、記憶の悪さを棚に上げ大喧嘩。嫌ね、年寄りって。

自称マスク評論家は見た! どれくらい前かは忘れたが、かなり前、10年? 15年? 20年? 思い出せないくらい、前。でも、テレビで見たあのマスク袋詰め場面だけは忘れられない。

日本でない、時代から取り残されたような村、の民家みたいなところ、開けっ放しのドアのそばのテーブルに普段着の若女子3人だか4人がお喋りしながらマスクの袋詰め。その女の子たちは、手袋もマスクもしていない。

えー、うっそー、マスクってこんなところで、こんな非衛生的に袋詰めされてるのー。マスクって衛生用品でしょ、だから、たとえ安価なマスクであっても、完全オートメ化された工場のクリーンルームで生産され袋詰め、箱詰めされているものだと思い込んでいたから、超驚いた。

 

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あれから、どれくらい経っただろうか、さすがにいくら何でもあんな非衛生はありえないよね、今は?……。

ところが、先日、見たテレビ、やはり同じ国、急遽マスク製造機(古めかしい)を工場の端の部屋に運び込み、にわかマスクを作り出す。

出来上がったマスク(袋詰め前)は、軍手(汚れがついたような)したオジサンによって段ボール箱に詰め込まれていく。

その箱をどこかに運び、そこで袋詰めとなるのでしょう。で、ここから、私が、昔、見た冒頭の場面に繋がるのであります。昔と現在がピタリと一致というわけです。

うーん、安いものには訳がある、納得。ではありますが、そんなマスクがバカ高い値段で売られていたわけですから、冗談じゃない。

ですが、これからマスクは季節を問わず、一家に最低でも一箱は、常備、しときましょう、そんな世の中になるかもしれません。

それを考えると、マスクの値段はどこまで下がるのか? マスクなんて、選り取り見取り、で、値段もピンキリ、そんなコロナ前のマスクを待っていても、そんな日は永久にやってこない、もうすでに時代は物の価値は変わってしまった、かもしれません。

 

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