それにしても、心配だ心配だ心配だ、緊急事態宣言、解除が。待てど暮らせどワクチンはウィルスの変異に追いつかず間に合わず作られず、ウィルスはより凶悪化、猛毒化し……なんてことを、考えずにいられない、我は免疫力の落ちた高齢者である。
自粛といってもいつもの生活とほぼ同じ、全くと言っていいほど変わり映えしない加齢なる毎日であっても、これから店が開き街に賑わいが戻ってくるのは嬉しい。
でも賑わいが戻るということはまたまた感染の恐怖に晒されるということだ。とりわけ逃げ場のない混んだ電車はより恐怖が先立つ。
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また、コロナの陰で不気味に揺れる日本列島、忘れちゃいかん、ここは地震列島だってことを。災難は忘れたころにやってくるどころか、忘れる間もなく次から次へとやってくる。
それでもゆるゆるだらだらずるずる生き延びていたら、いつの間にやらコロナ慣れ、地震慣れ、で、「ゆでガエル」になるのである。あとで「たられば」言ったって、時すでに遅し、それが怖い。
これはいかん。自分の身は自分で守るしかない。錆びついた五感を奮い立たせ五感どころか六感にもお出ましいただき、野生の動物的本能を呼び覚ますのじゃ。この際ドカンでもヤカンでも使えるものは全て使い倒し、ウイルスから徹底的に逃げ延びるのである。
……でも、そんな自信、全く、ない。
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