黒と白のチェックのズボンに下着のピンクっぽい色が透けているオバサンが私の数メートル前を歩いている。チラッと見えた横顔とその後ろ姿からオバサンであることは間違いないのだった。
もう、勘弁してよ、見せるんじゃない、見たくないんだってば、見なきゃいい? でもどうしても目に入っちゃうでしょうが。
以前にも白のズボンに下着の柄パンが透けている50前後のオバサンを見かけたことがあるけれど、その柄パンの柄が赤だわよ、そこまで透けてるのに気が付かないってどういうこと?
まぁ、でも、自分の後ろ姿って、見えませんからね。見えないから救われるってこともありますわね。自分の後ろ姿や歩く姿を延々と見続けさせられる、これ、しんどいですわよ。
まだバリバリ50の頃、脚の専門家に歩き方をビデオに撮ってもらいましてね、後で見せられましたけど、もうガマになった気分でございました。先ず、歩く姿がカッコ悪い、すっごい癖がある、びっくりしましたです。
で、今はどうなったかと言うと、多分、そのまんま、何十年もかかって着いた癖はそう簡単に直るものじゃございません。
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それでなくても後ろ姿なんて、見られたくないざます。尚のこと、透けた下着で他人の視線を集めるようなことだけは避けなければいかんのです。見せられる側の気持ちにもなってみろ、なのです。
「ズボンに、下着の色、透けてまっせ」って言ってあげるべきか否か? 言うは親切か? しかし言われてもね、困る。羞恥でそこから動けなくなってしまう? 上着でもあればそれを巻くこともできるが……。
言うは小さな親切、大きなお世話か? 知らなければ平和な1日で終わったものを、あんたのせいで最悪な日になってしまったじゃないか。確かに、すみません。
え、透けてる? あら、そうですか(それがどうした、透けててどこが悪い、あんたに迷惑かけたか? 大きなお世話だ)。
迷惑なんだよ、見たくないんだよ、見せるんじゃない、以上。
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