服なんていっぱいあった方が楽しいのじゃー

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服より団子


朝晩、寒いと感じるようになった。秋になっちゃったよ、本格的な秋に、寒いのだ、で、何着る? と言ったって、今年も去年着てたものを着るだけよ。

ミニマリストを目指してるわけじゃないのに、クルクルグルグル着回してそれを何年も繰り返し、いつの間にか着る服は制服化しミニマリストでなく「着た切り雀」になっていた。

苔むした婆さんの流行遅れの古臭い服は処分すべきかと思いますが、服はいっぱいあった方が楽しくないでしょうか。たとえ今日、明日着なくても眺めているだけで気分が高揚するような服が何枚もあったら。

 

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もう、物は増やしたくないけれど、服と下着だけは新しい物を身に着けたいものだわね。と思っている、なのに、いくら見ているだけで心が躍りそうな服と言ったって、着られなければしょうがないしね、手に入れるには許容限度額というものもあるしね。

服選び、服を買うというのは加齢とともに難易度上がり、いつしか服のことより、今日何食べよう、朝には、昼何食べよう、昼には、夜何食べよう、週末が終わり週の初めには今週末は何食べよう、そうなっていくのだな。

ああ、寒い、新しいコートが欲しい、もう何年も同じことを言っている。が、気がつけば、ああ、寒い、暖かいコート……温かい……鍋ものなんかいいな、今週末は鍋に決まりじゃー、鍋の中身は何にしようかな、ルンルン、これが現実じゃー。

 

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