くずすと早い1万円、育つの早い他人の子

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簡単、便利との葛藤

 

今日はスーパーに買い物に行った。何だか知らないが、ええ、そんなに買ったの、何を買ったの、誰が食すの、と自分で買っておいて自分で驚く。支払いには現金で1万円札を使う。あーあ、くずすと早いのよ1万円は。

1万円、一旦くずしてしまったらあっという間に雲散霧消? あれ? あら? 諭吉さまは夢か幻か、いいや、そんなはずはない、先ほどまで確かに、ここにおられたはず、なのになのに……どうにも納得いかない。

昭和育ちは知っている、ニコニコニコニコ現金払い、物を安く手に入れるには現金じゃ、現ナマじゃ。が、世の中すっかり変わってしまいました。現金主義の私も、さすがに最近はかなりの部分でキャッシュレス暮らしとなってまいりました。

レジ前で小銭を数える御老人、そのモタモタ振りにイラつくオババ。年寄りが年寄りにイラつく、嫌ですね、困りましたね。しかし、仕事帰りは尚のことわかっちゃいるけどイラッ、キリッしてしまうのですね。

しかし、人のこと言えるのか? している場合か、されてる場合を考えろ、それを忘れてはいけませんです。そんな時にキャッシュレスはありがたい、ピッと一瞬ですからね、後ろが長蛇の列であっても、文句ある? ですね。

ところがやはりというべきか、この簡単便利「ピッ」が曲者です、使い過ぎです、今度はピピピピピピ警戒音が頭の中で鳴り響きます。しかし、すぐ鳴りやみます、で、すぐ忘れてしまいます、困ったものです。

 

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キャッシュレス、諭吉さまも一葉さまも英世さまも関係ない、まさに機械的? 電子的? ピピピと音はすれども姿は見えず、見えないうちにお金はきっと減っているのだろう、それさえ見えないものだから、あっちでピッ、こっちでピッ、ピッピッッピなんて軽快なのでしょう、破裂音の好きな私はこのピッが快感でさえある。

まずい、これはまずい、働けど働けどピッピッピッに持って行かれてしまう。その点、現金は良かった、面倒くさくて、軽い薄い財布の中身も一目瞭然で。しかしね、一旦ラクしちゃうとね、元に戻すの、うーん、無理かな、弱ったな困ったな。

「育つの早い他人の子」はそのまんまそういうことである。これはまたいつの日か、気が向いたら、覚えていたら書くことにする。

 

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