あんたに言われたくない

あなたのためだから

シニア夫婦の会話なき食事風景

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“こんな時もあったのよ。ほんとか? 私を誰だと思ってんのよ”

蕎麦好きオババは今日も出先で蕎麦屋に入る、昼時の店内は混んでいた。客はといえばシニアばかり、それも夫婦だ。

なんで夫婦だとわかるのか? 簡単よ、それはね、会話がないからよ。

私の前のテーブルの60代くらいの奥さんは蕎麦が運ばれてくるまで、ずーとスマホ。その間、夫婦の会話ゼロ、背中しか見えない夫は何をしてたんだか知らないけど。

で、蕎麦が運ばれてきたらマスクを外し2人は黙々と蕎麦を食す。奥さん、蕎麦を少し? かなり? 残し食事を終える、と、すぐにマスクをかけ、またスマホ。

(蕎麦屋に来て蕎麦残すんじゃない、だったら注文するな来るな)と蕎麦好きオババは心の中で毒づく。

(亭主、それでいいのか? アンタもなんか言え!)と亭主の背中にそう呟く。

夫も食べ終えたのか、ここで二言三言、夫婦は言葉を交わす。で、奥さんまたスマホ、夫、席から立ち上がり妻も帰り支度をする、支払は夫がしたようだ。

夫さん、顔も見えず声も聞こえずだったけれど、なんか優しそうな人だね、本当のところはわからんけど。

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隣の席のシニア夫婦も、斜め前のシニア夫婦も、どこもシーーーン、ただ黙々と蕎麦を咀嚼しておりましたです。

で、オババは1人だから当然、黙々モグモグでオババの周りは静寂に包まれておりましたですよ、こういう静けさがオババにとっては有難いですね。

で、食べ終えたら速やかに店を出ていく、店にとっても有難い人たちじゃありませんか。

そこへ、うん? この静寂を破るシニア現る、孫とジジババグループだ? で、孫は甲高い声で「僕はご飯、ご飯がいい」

(だったら牛丼屋にでも行け)

こうしてそうしてン十年、こんなオババに誰がした、今日もまた1人、街をほっつき歩き、あれこれ思索に? ふけるのであった。

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