検索してみましたよ、気が滞るを『気滞』と言うのだね、なんだ、そのままじゃないか。でありますが時々こうして自分の心と体の結びつきをちょっと見つめ直す。すると、気づきもあり、なるほど納得、勉強になるじゃありませんか。
で、昨日、スーパーで買い物終えてからの話の続きなのですが、カートに大きな買い物袋をいくつも乗せ外に出たオババ。
そこに、70前後と思しき高齢オバサンの姿が目に入る。オババも年寄りだから人のこと年寄りなんて言いたくないけど、でも、どこからどう見ても誰が見ても、見た目、雰囲気、歩き方、そうなのだ。
ここのスーパには駐輪場があるのだがそこでなく、このオバサン、近くに1台だけ止めてあった自転車に向かい、その自転車に手をかけた、で、カギを外した。
えー、ウッソー、それは違うでしょ? アンタの自転車じゃないでしょ? だってその自転車は高齢のオバサンが乗るようなママチャリではなかった。
男性用じゃないの? その自転車で女乗り? はできないよ、サドルだってかなり高くなっている。
そんなの乗れないでしょ、乗る時、足ひっかけて転倒するでしょ、危険でしょ、たとえ無事に乗れたとしてもペダルに足が届くの?
なんでそんな自転車……乗ってきた? 持ってきた? 夫用? 息子用? 孫用? でも、それに乗ってここに来たってわけ?????
……不思議だ、その加齢体で? その自転車に?
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オババは気になって気になって、この高齢オバサンの一挙手一投足から目が離せなくなって、ジーーーーーーーーーーッ。
しかし、オババの心配など知る由もないこのオバサン。次の瞬間、オババの目の前で加齢が華麗に大変身。
ハンドルを握り軽く助走したと思ったら、エエッー、右脚、ひらりと高らかに上げ、いとも簡単に乗車。
エエッー、ウッソー、これにはオババ、超ビックリ! 違う人になっちゃったよ!
ちょっと前かがみにハンドルを握り、颯爽とオババの前から遠ざかって行ったのでした。その後ろ姿はとてもとてもオバサンには見えず、まさかまさか高齢者だなんて。
ひぇー、カッコイイ!
クロスバイクは、トップチューブ(三角形のフレームの最上部)が上の方にあるものが多いので、後輪側から脚を回して乗る方が安全です。 ステップ1:車体を自分の体の方に傾け、脚を後輪の方から回して自転車をまたぐ。
まさに ↑ ↑ ↑ これだわよ! オババにはクロスバイクだか何だか区別がつきませんが、それにしてもすごい! この高齢者、自転車に乗ってないと、歩き方もタダの年寄り。
ところが、自転車に乗るわよ、で、いきなり変身、乗ったわよで、別人に、タダモノ高齢者ではなくなっていて、ああ、驚いた!
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