♪ 哀しいこともないのに なぜか 涙がにじむ ♪

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街は後ろ姿の幸せばかりでも、心に太陽をくちびるに歌を!Singin' in the Rain!

♪ 哀しいこともないのに なぜか 涙がにじむ ♪ 

11月の雨の夕暮れ、どこからともなく、あの懐かしのあの詩があのメロデイが、ああ、ウナ・セラ・ディ東京 ♪ ♪ ♪  

♪ あの人はもう私のことを 忘れたかしら とても淋しい~ ♪

オババもこんな日は……とても淋しくはないけれど、ちょっとセンチになってしまう。なまじ暇があるばかりに過去ばかり思い出してしまう。

♪ 街はいつでも 後ろ姿の 幸せばかり~ ♪

作詞:岩谷時子 作曲:宮川泰 

素晴らしい! オババは泣きたくなってしまう。で、今はすごいですね、ありがたいですね、当時の映像がいつでも瞬時に見られるんだもの。

映像の中の今は亡き、あの人もこの人も、みーんな若い。あれから幾年月、ああ、今や昭和は大昔となっていたのだった。

若い時は洋楽、洋画一辺倒の西洋かぶれでありました。が、しかし、最近は、昭和歌謡がやたら懐かしく胸に沁みる。

覚える気も覚えたはずもないのに、なぜか歌詞がスラスラ口を衝いて出るわ歌えるわ、気づけば、いつものひとり言のように歌っているのだった。

そう、私の躰は昭和でできているのだった。長い年月をかけ昭和は熟成? 発酵され? 今まさにこの時とばかりに溢れ出したのだった。ほんとか? ううん、テキトーなこと言ってるだけ。

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で、最近、思うことがある。死ぬ前にもう一度、昔、住んでいたあの街に行きたーい。今も時々夢に見る、そんな街が2か所ほどあるのだ。

街はすっかり変わってしまっただろう。お肌ピチピチだったオネーサンは、こんなオババになりました、だもの。

行こうと思えばいつでも行ける。が、いつでも、できる、それが、逆に、できない。しかーし、死ぬまでに、行かねば、絶対に、今際の際に後悔しないように、なんちゃって。

しかし、会いたい人は、いない。絶対、会ってはいけない、会いたくない、会わない。思い出は思い出として大事にとっておこう。

なんて感傷的になっている場合じゃないのだ、明日は早起きしてまた病院の付き添いだ。ということで今夜もまた発泡酒グビグビで現実に戻る、ああ、60代だった。

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