60歳以上、65歳を過ぎたら、高齢者も前期後期、加齢のふりして、etc.etc.

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大丈夫! 何とかなるからー! 病気もそうあって欲しい!

今回のコロナで「60歳以上」「高齢者」という言葉をそれこそ毎日、毎日、イヤというほど聞かされて、うんざりした。

それは60過ぎた当事者だからである。しかし、その自覚は非常に薄い、なのに、世間では十把一絡げの一括り、年寄り扱いなのだ、なんか……面白くない。

……自覚が薄いというよりも、わかっちゃいるけど、あえて他人にそう断言されるのがイヤなんだ。

年寄りだからということでコロナ・ワクチンも優先的に打たせてもらった。でまた、最近ワクチンワクチンと言うので、コロナ・ワクチン第3打かと思ったらインフルエンザ・ワクチンらしい。

これも高齢者は打った方がいいのか、何やらよくわからんものを体の中に次から次へと取り入れるのはいかがなものか、どうにも気が進まないが。

 “ 加齢のふりしてやって来る心臓弁膜症 ” だの “ 65歳過ぎたら肺炎球菌ワクチン ” とか、年寄りは次から次へと打つべき先手が多いのだった。

それもこれも全ては年寄りのため、あなたのためなのだろうけど、それでは早速という気分にはとうていなれない年寄りここにあり。

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近所のジサマは肺炎球菌ワクチン済みであったが、肺炎で亡くなった。熱も出ず、ただ何となく気分すぐれず食欲が落ち、それがしばらく続き、医者に診てもらったら肺炎と言われ即入院、そのまま帰らぬ人となってしまった。

知り合いの40代女性はインフル・ワクチン接種済みだったが、その冬、2回もインフルにかかった。

ワクチン打とうが型が合っても合わなくても、かかる時はかかる。当たるも当たらぬも運しだい、とは身もふたもないが、それもあるのではないか?

でも、知れば怖い、気持ち揺れる、打つべきか打たざるべきか。片や、歳をとったら健診は受けるな、長生きしたければ病院に行くな、とかも言われる。でも、そう言われてもね、困る、これまた、揺れに揺れる。

しかし、考えてみればこの躰、今日まで、 よくぞ、まぁ、ご無事でだ。病院のお世話になったとしても、こうして毎日目覚め、ご飯も美味しい、自分の足で歩ける。

スゴイですね、しみじみつくづく大したものだと思います、中古とはいえ、時に思うように動かずとも、まだ充分使える、労わり大事にしなくてはね。

60年前の昭和35年(1960年)男性の平均寿命は65.32 歳、女性は70.19 歳で、女性の平均寿命が70歳を超えた年であるらしい。

で、今現在は? この先は? それはあまり知りたくないのである。いつも言っているがとりあえず今日を明日を生きる、それでいいのだ。

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