なに言ってんのよ、あなたなんかまだ若いじゃない

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夢見る頃を過ぎたら夢も見なくなった

外に出れば必ずと言っていいほど出会ってしまうご近所さん。この人のことは以前も書いたことあるけど、家にじっとしていられないのね、この70代は。

そんなところはオババとちょっと似たとこあるわけ、で、今日もバッタリ。で、特別親しくもない年寄りの当たり障りのない会話となると、やはり老体問題、これは外せません。

あそこが痛い、ここが痛い、なんか調子が悪いのよ、おかしいのよ、ああした方がいいのかしら? それともこうした方がいいのかしら? 

元気そうに見える彼女も以前に大病を経験。だから、それが原因かしら? でももうずいぶん前よ、それとも歳のせい? なんなのかしら、病院に行くべき? でも行きたくないわ。

で、オババも、そうよね、わかるわ、歳とるとね、ああでこうでね、すると70代、

「なに言ってんのよ、アナタなんかまだ若いじゃない」

言って言って、もっと言って、ららら~ ♪  そう言われると心も軽く身も軽く、ららら~♪ 若返るオババであります。

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この70代、オババの齢を知りませんが、年下ということは知っている、と思う。以前、近所の70代のオッサンに「まだまだ若いじゃない、まだ60代でしょ」って言われたオババは、今度は70代の女性に同じこと言われたわけです。

そうなんです、自分では「もう」の「60代」でも、70代から見れば年下は60代であろうと50代であろうと、「まだ」「若い」の「まだ」「まだ」なのでありました。

そうでした、オババもかっての職場で50代が「疲れた」「歳だ」などと言うと、「なに言っとるか、まだ50代のくせに」と、マジでそう思い、そう発破をかけて差し上げたものです。

50代はまだ若い、若かったと今60代のオババはしみじみつくづくそう思います。で、今70代の人は今60代のオババに「まだ若い」と言う。

で、10年後、今の自分を振り返り、ああ、あの時はなんて若かったのかしら、バリバリだったわ、だから生意気なババアだったわ。

そうして、もし、あの時、ああしていたら、こうしていればと、たらればたらたら垂れ流し、タラは北海道、垂れ流しは勘弁、そんな婆さんに私はなりたくない。

若い人といると、「もう」と思う、でも、年上といると「まだ」と思える。もうとまだ、まだともうの間で揺れる年寄りここにあり。

昼間は70代のお言葉で若返ったが、しかし持続時間がね、何たって短い、で、この時間はもう年相応に枯れてきて年寄り気分。まぁ、数時間後には寝ちゃうからいいけど。

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