自然災害になす術もなくコロナには太刀打ちできず、事件や事故にいつ巻き込まれるかもわからず、加齢は避けられず他人の病や災難も明日は我が身。
先のことはわからんがよくぞここまで生きてきたものだ。こうしている間にも、あの世がどんどん近づいて、いつまで歩けるかだってわかりはしない。
時間がない、こうしちゃおられん、行かなくちゃ、急がなくちゃ……でも、どこへ?
外へ出たし、電車にも乗りたし。せめて「まんぼう」明けるまで「出るな」と心の声が聞こえる。出たい出たい出かけたい、ダメとなると余計に出たい。
しかし、いつどこで感染してもおかしくないこの状況下。それを考えればこうして1日中家に籠っていられる、これは考えようによっては……ありがたい、感謝すべきことかもしれない。
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去年はこの方が亡くなり、年明け早々、そのすぐそばに住むひとり暮らしの男性が(70代?)亡くなった。
この人も12月の初めにお会いした時は、お元気そう、いつもと変わらない様子で、本人も「変わりない」と話されていたのであまりにも突然のことに驚いてしまった。
元気そうだったのに……わからないものです。かと思えば、明日、入院、そして手術だというのにオートバイで出かける70代女性もおります。
過去に大きな手術をして今も2つの大きな病院を行ったり来たり、時に手術が入り、他にも病院掛け持ちして、それが今後もずーと続くそう。
ですが、いたって元気そう。満身創痍、足が痛い、上手く歩けないと言いながらよく動き、声が大きく張りがあり、よく喋り、明るい、で、よく食べる(失礼ながら体型から憶測)。
わからん、わからん、人の命も健康も。でも、いつまでもあると思うな、その命、当たり前だと思うな、その当たり前。
ああ、それにつけても出かけたい。当り前に出かけていたかっての生活が懐かしい。
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