オッサンの加齢なる嘆きを今日も聞き飛ばす、優しいワタシ

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オッサンの顔よりニャンの顔!

散歩に出たら久しぶりにこのオッサンと出会ってしまった。出会うことがわかっていたら違う道を選んだものを、あーあ、ついてない。

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なんてったってよく喋るオヤジなのだ。この時は車の免許証の写真が想定外に老けていたことにショックだショックだと嘆き続けていた。

知らんがな、どうでもええわ、そんなこと、腐ってもオヤジでしょ、「老顔がひどいよ」そんなこと聞かんでもわかっとるわ、誰も興味ないわ、いちいち口にするな。

昔はこうじゃなかった、歳とったらああでこうで、特に最近はどうしたこうした、歳はとりたくない、イヤになっちゃう、とオッサンの加齢なる嘆きは今日も延々と続くのであった。

優しいオババは今回も、そうね、ほんとにね、と相槌を打ってはいるが、実はほとんど聞いちゃいない、聞き流すでなく聞き飛ばし、このオッサンから一刻も早く解放されることを考えているのだ。

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しばらく、このオッサンは「ひとり暮らし」なのだと思っていた。話す相手もいないジイサンのひとりぼっち暮らし、それならばと、ちょっと優しくしたのがまずかったか?

ところがそうではなかった。子供はとっくに独立し家を出て、現在は妻と2人暮らし、その妻とは口を開けば喧嘩になり、そして怒られてばかりいるらしい。

だから家ではなるべく一緒にいないよう、ならないように気を遣って? いるそうだ。それにしてもよく喋るオッサンだ。家で口を開けない分、外ではこうして思い切り口を解放し喋り続けてしまうのか。

よく喋る人が「お喋り禁止」はつらいことだろう。お喋り、これはオッサンの心の健康ために必要なことかもしれない、それには聞いてくれる人が必要だ。

それを考えるとワタシは人助けをしているのかもしれない、そう思うことにしよう、一日一善、これもボラ活の一環として。

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