他人(ヒト)の意外な一面

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うーん、自分のことって意外と分かってないかも

誰にでも、何かに対して「こだわり」はあるものだ。自分では意識していない気が付かないこともある。こだわり? オババにそんなものはない、あっても薄い、と思う。

争いを好まず、人・物・事に執着せず、飽きっぽく、来るものは拒まず去る者は追わず、追われず、今日もうっすらぼんやりと、ひとり静かに我が道を行く。

ところがぎっちょんちょん、あの人って「すぐキレるでしょ」「うるさいのよ」「どうでもいいことを」「いちいちしつこく」「バカみたい」「意味ないのに」「みたいじゃなくてバカでしょ」

なんて陰で言われてるかもしれない。いいの、いいの、聞こえないは、無いことにしよう。自分で思う自分と、他人が思う自分には多かれ少なかれ乖離がある、それでいいのだ、当たり前だ。

時々、自分のことさえよく分からなくなること、あるでしょ? えー、ない? そうかな、変なの。

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で、以前書いたことがある? アライグマオバサンは掃除や料理には全く無関心だが、洗濯だけは別、「洗う」に関してはすごくうるさい、こだわりの人である。

たった1人分、1回分の洗濯物を、全自動洗濯機で2時間かけて洗いあげる、洗うことには超超こだわる手間暇かける人なのだ。

昔、この人が作ったキノコ炒めをいただくことがありました。しかし例によってキノコもしっかり洗うものだから、炒め物というより煮びたし、煮物になっておりました。

こうして人のことはよくわかるものなのだ、「変なの」「変わってる」、たとえそう思っても口に出してはいけない、そう思うアンタも似たり寄ったりだからだ。

でも、その反対は言葉にした方がいい。近所に住む S さんは割烹着型? エプロンをいつもしている。いつもではないだろうがオババにはそんなイメージが出来上がっている。

髪はショートで白髪交じり、化粧もしていない、で、いつもエプロン。だからお洒落にはあまり興味のない人だと思っていた。まぁ、それ以上の関心もありませんし。

ところが今日ちょっと立ち話する機会がありました。すると、彼女の手、爪にオババの視線が止まりました。あらー、全ての爪に可愛い花のシールがほどこされているではありませんか。

「あー、カワイイ」ボキャブラリ貧困オババは何度も同じことを繰り返し、彼女もちょっと微笑んで嬉しそう。

……意外だったわ、あのエプロンオバサンが。でも、こういう意外ならいいですよね、カワイイでもキレイでもステキでもボキャブラ貧困者と言われようが、何度でも言っちゃいましょ。でも、「意外だったわ」なんて言ってはいけません。

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