なんか、気分が、にっちもサッチモ
ワンダフルはどこ行った。春だもの、60代は一度だけだもの、今だよ、今、カワイイ、キレイ、ステキを探しに見に行きたいでござる。
だが、世間はまんぼう真っ只中、年寄りは散歩にも飽きたのか今日は朝から家にいて、昼になると体にいいとは思えないカップラーメンを不本意ながら食し、おいしいおいしいと食べ終えたのだった。
ほとんどテレビは見ないが特に昼間はそうだ。ところが今日は見てしまったのだ、見つめちゃってしまったのだ、思わず、じーーーーーっと。
何を見つめたかって? そこには妖怪御三家のお姿が、岸恵子、草笛光子、黒柳徹子(敬称略)、スゴイですね、いやはや、何と申しましょうか、見る価値、大ありですね。
『 妖怪 』これはウルトラ C 級の賛辞でありまして、実年齢を聞いてぶったまげ、まさに妖怪、「美魔女」なんて浅い薄い軽い比じゃない。こちらは美妖怪、華やかー、で、歴史の重さが、深さが、底なし沼だよ? いやー、まいりました。
まいってる場合か60代、しっかりしろ! 目を開けろ! 開けてます。
朝から家にいて心まで閉ざされちゃったようで、ちょっと嘆いちゃおうかな、なんて思ってましたが、妖怪御三家で目は開き、思わず猫背が真っ直ぐに、そして立ち上がり、スクワットを始めたオババでありました。
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この時季、朝目覚めたらぬくぬくのベッドの中で、あと少し、あと5分、もうちょっとだけ、この僅かな時間が最高ですね、僅かな時間の小さな幸せ。
でも考えてみれば…みなくても、いつまでもそうしてればいいんです気の済むまで。睡眠不足だと感じるならば尚更のこと。
いつまでもダラダラとベッドの中でまどろむ、惰眠をむさぼり、幸せを感じてればいいのです。お金もかからず人に迷惑もかかりません。
それができるなんて、なんて贅沢なことでしょうか。仕事に行く必要もないのですから、誰にもどこにも必要とされてないのですから。
だから好きなだけ、気の済むまで、そこにいろ、幸せを感じてろ、なんならあの世に行くまでそこで惰眠をむさぼってろ! ベッドの中で生活しろ!
それは勘弁してください、そんな年寄りにはなりたくない! だったら立ち上がれ! で、妖怪御三家で目が開き、あー、テレビもたまにはいいもんですね。
で、またまたお隣さんなんですがね、まんぼう中だというのに、毎日、出かけてます、スゴイですね、バイト? うーん、なんか違うような。まぁ、元気で何よりというのでしょうか? 勇気ある人というのでしょうか? 別に羨ましいとか見習いとかは思いませんけどね。
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