行ってきましたよ、お花見。本日はランチ無し、日差しを考え帽子を着用、それにマスク、それにこの歳、ならば顔なんかどうでもいいか?
冗談じゃない、歳はとってもそれなりにそれなりの顔作りに時間をかける。すると段々と気分が上がってくる、いいじゃないの、やはり外に出るは必要だ、服も欲しくなってくる。
ふさぎの虫はお日様が嫌い。家に籠っていると欲がどんどん萎んでいく、食べたいものも欲しいものも必要なものも全てがぼやけて、どうでもよくなってくる。
欲は生きる欲、この先のことを考えれば節約は大事だけれど、まだ生きているならばこの歳だって、この歳だからこそ、ちょっとはたまにはウキウキイキイキが必要だ、で、残りの人生そう生きたいものだ。
それにはお金も必要だ、物欲は生きる欲、お金は使うためにある、でも、先立つものがない? なければ働け、稼げ。
でもでも、だって、この歳だもん、無理無理、仕事がない、あっても体が頭がついてけない。だったらこのままでいいかしら、面白くもないけれど。
と思ったら、先日、夕方のテレビ、74歳の女性のお金の使いっぷりに、まぁ、驚いた、呆れるを通り越してお見事、というのか、何と申しましょうか、笑った。
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74歳・女性
収入:清掃の仕事と年金を合わせて月15万程
家賃:85,000円(清掃の仕事で得る月収分に相当)
貯蓄:ゼロ
***毎月、年金は全部使い切る。
もっと家賃の安いところに引っ越すという考えは?
74歳、即座に、「ないないない」
理由:こんなに便利なところはない。美味しいものを食べさせてくれるお店もいっぱいあるから。
うーん、ここまででもちょっと驚くが、更に驚いたのは、この人、以前は持ち家に住んでいた。で、そこを売却して4千万の現金を得た。
***しかし、その4千万円を、5年で使い切った。
何に使ったか?
買い物。お金があろうがあるまいが、そのパッションは衰えることなく、今も、少ない? 年金生活費の中から、服やアクセサリーを買い続けている。
すんごいですね、この74歳、この使いっぷり、枯れてませんね、思わず生ビー呑む手が止まりましたよ。物欲は働く意欲につながり、そして生きる意欲に、そういうことなのでしょうか。
なんか、好きですね、こういう人、で、元気、パワーがある、使いっぷりが見事? 世間じゃ、バ〇と言うのかもしれませんが……ワタシ、ちょっと? 似たとこあるんです。
しかし現実問題として、自分の親やきょうだいが、こうだったら笑ってられませんね。うーん、ヒトゴトとはいえヒトゴトとも思えない、笑いながらも、74歳か……考えさせられます。
と同時に「いいじゃないの幸せならば」、買い物に対する欲望は彼女の足元にも及びませんが、彼女の持つエネルギーを少し分けていただきたい、そう思いましたです。
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