座って誰かとお喋りしているワタシの姿を見たら、脚に、これほど深刻な問題、痛みを抱えてる、なんて誰も信じられないだろう。
頭も顔も口も手も腕も上半身はどこにも痛みも問題もなく良く動くのだった。だから、この股関節は病気から来たものじゃない、そう思うのだ。
2度目の検査はまだだし、病気説に一縷の望みをかけたけれど、それは空振りに終わりそう、残念だけど。
病気ではなさそう……病気でないことに、落胆するなんて……。
股関節の損傷具合は左右共に50歩100歩、でも右脚の方がずっと痛みが強い。で、つい2,3日前から膝まで痛み出した。
と思ったら左脚も右に倣えで鼠径部、膝と痛み出してきた、これはまずい。「その病気」なら他の骨や関節も何かしら問題がでてきてるはずだ。
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ここで突然ですがレディ・ガガが股関節の手術をしていた。身体に超悪そう負担をかけそうな靴とダンスのせいだったのか?
運動や歩き過ぎでこうはならないと先生は言ったけど、あまり若くない人は、ありえるのではないか? ましてやワタシのような年寄りは?
では、どれだけ歩いた? 運動した? それでどれだけ股関節に負担をかけた? と問われれば、うーん、となってしまう。
しかし、ひょっとして、昔、股関節の靭帯を? 痛めたことに起因するのではないか? そんな気がしないでもない……。
が、先生はそんなことはひと言だって、言わない、勿論、患者であるワタシもそんなことは訊かないし言わない。
ががががが、自分の身体の経年変化や劣化、痛み、もしかして、ひょっとしてあの時、あの時代の、あの出来事、そんな身体の歴史は自分しかわからない。
今さら何を言っても始まらないが、それなら、
「(股関節の)総とっかえ」(そう簡単に言うな)「今は手術も良くなったから」(そうは言いきれまい)「リハビリだってそう大変じゃない」(大変だ、決まってる)
そう言われて、「そうですね、早く手術したいです」なんて気持ちにはまだまだまだまだ到底、絶対なれない、逃げだしたい。
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