どーんより / 現金・アナログ生活

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ニコニコニコニコ現金払い、そんな時代もあったのだ


空、どーんより、年寄りの体も頭も、どーんより。終日、雨降ったりやんだり、8月最後のそれはそれは涼しい日曜日でした。

こんな日は昼寝するには最高かもしれない、でも、昼寝も、さぁ、昼寝するぞ、といってできるものでもない、そんなわけで頭も体もどんより去らず陽も射さず。

暑い夏が終わることにほっとする、と同時に寂しい。秋が来る、そして冬、最近はそう思うだけで気持ちが沈んでいく。

 

明日はスーパに行こうと思う。今月は14日に行ったきりだ。脚がこうなってからは外に出ることがめっきり減った。

出かけるといっても月2回ほどのスーパへの買い物と2週間ごとの病院通い、そしてゴミ捨て、たまーに図書館。

出かけないから新しい服も必要ない、化粧品も超長持ちするようになった。出かけなければ、お金も出て行かない。

買い物もしなくなったので「ポイ活」も何もあったものじゃない。ポイントといえば今やスーパーくらいか、またそこでの買い物は全て現金だ。

見える見える、財布の中身がその場で一目でわかる。そして諭吉さんも一葉さんも英世さんも、あっという間に去っていく、悲しい。

残るはジャラジャラ小銭さん、これはこれでタクシーや個人病院での支払いに必要だ。そして500円玉貯金も続行中、あのズシリとした重さが大好き快感でさえある。

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仕事に行っていたときは、どこでも、ピッ、ピッ、ピッ、速くて便利で簡単、お金が減るのも目に見えない、だからついついピッ、またピッ、ピッピッピッが心地よかった。

いくら使ったかなんていちいち考えちゃいない覚えちゃいない。でも今は違う、いつでもどこでもニコニコニコニコ現金払い、昭和に戻っていくオババです。

ガラケーからスマホに、だからといって友達ができたわけでもなく、相も変わらず電話はならず、かける人もなく、メールやラインも届かず届ける人もなく。

でも、いいのいいの、ワタシはこれで。

無理に時代について行こうと思わない、というより逆行しているような。それでも必要となったら、興味がわいたら、それはその時、いいのいいの、これがいいの。

「便利は不便」、時々そう感じてならない、生まれも育ちも昭和な人間、昭和を引きずる年寄りでありました。

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