気質? 気性? 性格? 性分? この厄介なもの

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夕暮れ月間

毎日毎日、眠れないだの気分が沈むだの、もう、全く、何とかならないわけ? 当の本人もいい加減、飽き飽きしてきましたよ。

確かにこの歳にもなれば、毎日が楽しい、なんてことはそうないだろうけど、楽しいと思うのもつまらないと思うのも、それは本人次第ですよ。

確かに。でもね、それもこれも、その人の性格によるところが大きいと思う。

生まれ持った気質? こればかりはどうしようもないし、もう、これが、この性格が自分でもイヤになる時がありますです。

若い時からずーと眠るのに苦労している、これも多分に性格的なものに起因してるのではないでしょうか、そんな気がします。 

昔、友達に眠れないと言ったら、

「えー、眠れない? どういうこと? なんで、なんで、なんで眠れないの? わけわからない」

みたいことを言われまして、えーっ、今度はこっちがビックリ。こんな人がいるんだ、眠れないを体験したことが無い、そんな人が、へぇー。

横になったと思ったら翌朝だった。横になったら5分以内で寝落ち。そんな羨ましい人たちもいっぱいおります。

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昔、ある人を見ていて、こんな性格になりたかったな、と思ったことがありました。

その人は、勤勉で努力家である。「これをしよう」と決めたら、必ずやり遂げる。姉御肌、社交的、集まりなどがあると率先してリーダー役に。

友人知人、付き合いも、それはそれは多く広いものでありました。

あんな性格だったらいいな、すごいな、えらいな、見習いたいものだ、なんて思っておりました。

ですが、それから月日は流れ、ン十年。すると、あれ? この人、こんな性格だった? 

それは、人の話を聞かない、だから会話がなりたたない。

一緒にいる人はいつも「聞き役」、で、話の内容が、独りよがり、超つまらない、(栄光の時代の?)昔話ばかり、などなど。

そして新しいものを毛嫌いする(その最たるものがパソコンでした。自分の不得意分野だからか?)。

で、本人はこれらのことに全く気が付いておりません。

ですから、年を重ねるごとに、彼女の周りから人が去り、寂しいことに今では誰も寄り付かなくなってしまいました。

でも、それは彼女自身の本来の性格と、やはり加齢による勘違いが招いたものでしょうか。

……誰もいなくなった? まるでワタシじゃありませんか。人の振り見て我が振り直せ! 

はぁ~、しかし、変えられませんね、この性格だか性分とかいうものは、困ったものです。

「これがワタシの個性なの」、ハアア、この歳で、そんなこと言っても誰も聞いちゃくれません。

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