鏡よ、鏡

にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ

草食系というより、枯草、干し草系

パソコンの横には鏡が置いてある。文字を打ちながら鏡を見る、鏡を見ては、また文字を打つ。

鏡の中のその顔は、「ああ、嫌だ、歳とった」そんな時代はとっくに過ぎて、見慣れてしまえば、まぁ、こんなもの、この歳にしては、そう、悪くない。

そう思えるまでになってきた、慣れだね、慣れ。しかし、思い起こせば美容関係にはずいぶんお金を遣いました。

それでどれだけ綺麗になったんじゃ? その結果がこれか? 

そのとおーり。ああ、なんて大きな勘違いをしていたのでしょうか。

それもこれも若さゆえ、若気の至り、そして中年になると、加齢への抵抗、そして今、現実を受け入れ……うーん、だからといって完全に諦めたわけじゃありませんよ。

でも、もう、お金は遣いませんよ、遣えませんよ。でも、あったら遣ってもいいですかね、それも楽しいですかね、気分は上がりますかね。

【スポンサーリンク】

 

“ 社会集団の中で生活し、そこに何らかの競争原理が働く限り「少しでも他人より美しくありたい」という女性の心理は消えることはないのです ”

そして、歳をとっても美しくあるためには、

“ 美しさをずっとキープするための精神的・肉体的・経済的な持久力を持たなくては歳をとることもできないのです ”

はぁ、しんどいわ、もう、そんな「力」など、とっくにどっか行っちゃったよ、またはそんなもの産まれた時から持ち合わせていないよ。

だったら、世間の価値観なんてどうでもいい、ワタシはワタシの道を行くだけ~

“ 常に自分を客観的に見つめる態度はクールだけれど、客観的視線を忘れて思い込みに突っ走れば、そこにはめくるめく快感が待っていたりする ”

で、陰では……変なオバサンなんて言われてしまうのだ。でもオバサンならまだいいじゃないか、オバサン時代はなんたって若さがあった。 

注:“” 内、全て、酒井順子氏の本から引用

【スポンサーリンク】