寝れば命の泉湧く / 60歳なんて若い若い

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見知らぬ畑で見知らぬオヤジとブロッコリーの奪い合いをしている夢を見た。

昨日も寝不足、で、右腰から膝下まで右下肢そのまま1本全てが痛い。が、人に会うため出かけた。疲れた、で、脚の痛みは増した。

でも、昨夜は数ヶ月ぶりによく眠れた。そして今日も昼寝を2時間ほど、その前に痛み止めの湿布を2枚だけ貼った。

目覚めれば痛みは軽減、寝れば命の泉湧く、ちょっとはそんな気分にもなった。

こんなことで元気になれるなんて、なんて安上がり、なんて単純な身体でしょうか。でも単純で良かったわね、それは言える。

そしておやつには甘くて温かな珈琲味飲料を……これが、うううんまい、甘いがうんまい。

しかし、時間が経つにつれ、風船から空気が抜けるように、気持ちがしぼんでくるじゃありませんか。

そして昼も過ぎれば秋の夕暮れはあっという間。

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「秋の夕暮れは、何だかもの寂しいわね」と昨日、夕暮れの空を見上げながら70代がしみじみとそう言うのです。

そうね、人生の秋を迎えれば尚更のことよね。

(お互い、しんみり)…………。

今思えば、60歳なんて、若いわよね。

そうよ、60歳なんて、若い若い、まだまだ全然若い。

60代だって若いわよ、と70代。

50代なんて元気盛りよね、とワタシ。

そうよ、50代なんて、開き直りの年代、怖いものなしよ。

そうよ、バリバリのオバサン人生全開、満開よ。

でも、その渦中にいる時はわからないものよね、過ぎてみないとね。

歳も、自分でとってみないとわからないわよね。

その歳になってみないとわからないのよ、と、しみじみ70代。

そうね、60歳は、若い。60歳……何と若かったことか、しかしそれも過ぎてみないとわからない。

70代、まだ未経験の70代、だからアンタの気持ちは今一つ、わかっていない、わからない。

秋の夕暮れの寂しさも、アンタとワタシじゃ、寂しさの度合い、深さも微妙に違うのかもしれない。

で、思った、年寄りには、もう少し優しくしよう。

でも、若い人から、「年寄り」「老人」扱いで、優しくされるのも、なんかね、ちょっとね、抵抗あるわね。と、いまだにそういうことを言っているワタシでもある。

でも、自分に子供がいたら、優しくされたいわね。で、大谷翔平選手みたいな息子だったら(孫でも)最高よね。

秋の夕暮れ、ひとり、そんなことを思う年寄りでもあった。

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