いつでも、どこでも、誰にでも、1日は24時間、なのに……。
さっき起きたと思ったら、もうこんな時間? なーんにもしていないのに……。
と思っていたら、えー、もう寝る時間? こうして毎日あっという間に終わっていく。
眠れない、と言っては昼寝して、それで目が覚めたと思ったら、日はあっという間に傾き始め、と思ったら、もう真っ暗。
ああ、時間がない、時間がない。
忙しい、忙しい、早く、早く、なんだか時間に追われているみたい。
何がそんなに忙しいの?
うーん……何かしら?
今日は何をしたの?
うーん……何かしら。
こんな毎日なのでありました、うーん、それとも覚えていないのか?
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そうして、もういくつ寝ると、怖ろしや、12月ですよ、まいったな、よわったな。
何がまいったのか、よわったのかわからないけれど、12月は何だか気忙しい、それがどうにもイヤなんです。
とはいっても、その気忙しさも加齢とともにどんどん遠くなりにけり。
忘年会もクリスマスも年末の買い物、買い出し、お正月の準備、年賀状、何もかもから遠ざかり、今やすることもなく、ラクと言えばラク、寂しいと言えば寂しい、か?
これでいいのか? うーん、よくわからない、でもなんか焦る、焦るけれど、体はそのまんま、動かない。
そうして、こうして今年も終わっていく。まぁ、とりあえず今年はそれでいいかしら。来年は?
それは来年になったら考えればいい? そういうことにしておこう。
しかし、なんか焦る。
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