朝から雨、暗くて寒くて気が滅入りそうな日だった。
気が滅入る、気が沈む、最近はそんなことばかり言っているような気がする。
はぁ~、心も重けりゃ体も重い、そんな感じ、そしてこの倦怠感。
じっと手を見る。何だか知らないけれど、このところ火傷や切り傷で両手がひどいことになっている。
料理する気力のなさが注意力散漫につながっての怪我だと思う。
気を付けなくては、それでなくても脳の老化だってあるのだから。
そして最近は空腹の快感もすっかり忘れてしまった。
お腹も空いていないけれど、とりあえず食べている、近頃はそんな日ばかりだ。
動きのない、動かない生活だから当たり前といえば当たり前だけど。
このままいくと股関節云々より、運動不足、栄養不足でサルコペニア・フレイル・ロコモティブシンドロームの方が心配かもしれない。
【スポンサーリンク】
うーん、まずい、このままでは……。
そう思いながらも薄暗い部屋で今日も1日中ゴロゴロボーッとしていた。
そして昔の友人たちのことを思いだしていた。
みんなどうしているだろうか?
どんなふうに歳をとったのだろうか?
会いたいとも思わないけれど、思い出の中の友人たちは当時のままみな若く、いつまでも私の心の中に残っている。
そして時々こうして思い出しては、ひとり感傷に浸るのだった。
そして思うのだった、あーあ、歳をとった、と。
そしてこれ以上、歳はとりたくない、切実にマジでそう願うのだった、祈りもしよう。
【スポンサーリンク】