家の窓から、小雨交じりの中を、あの小柄なジイサンが歩いていくのが見える。
晴れた日に外に出る。すると、またジイサンを見かける、出会う。
ある時は徒歩で、ある時は車で、そして帰ってきては、また出かけ、1日、何回それを繰り返すのか?
実によく動くジイサンであります、多分70代か。見た目はちょっと弱々しいジイサンですが、それだけ動けるのは元気だからでしょう。
朝一で? 犬の散歩。その犬は同居する孫娘が飼い始めた小型犬のようですが、孫娘が犬の散歩をしている姿は見かけたことはなく、全てジイサン任せのようです。
ジイサンに奥さんはいるらしいけど、見かけたことはない。ゴミ捨ても買い物も犬の世話もぜーんぶジイサンの仕事みたいだ。
よく知らないけれど、あの家はジイサンで回っている。よく知らなくても、そんな感じが伺える、見えるのだった。
見た目はちょっと頼りなさげだけれど、一家の大黒柱、優しそうなジイサンであります。
もう、一軒、そんな家がある、こちらも奥さんがいるのは知っている。でも見かけたことはない、病気とかそう言うことでもないらしい。
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その家は70代? 夫婦二人きり? ゴミ出しは、いついかなる時も? 夫の仕事。いつお会いしても羨ましいほどカクシャクとしたジイサンだ。
働き者で、頼りになりそう、でも、口も達者そう、自分にも厳しそうだけれど、人には妻には? どうなのだろうか?
これだけ動く働く夫を持つ持つ奥さんたちはどんな人なのだろうか? 外には出ないけれど料理などはするのかな? 普段、どんな会話をしているのかな。
箱入り奥さんだから? 夫は、歳はとっても、することがある、必要とされている?
夫の自分がやらなければ家が、家族が回っていかない、だからオイラがオレがボクがワタシが、それが元気の元かもしれない。
で、部外者で年寄りの私は、そんな働き者のジイサン達を見ていると、たまに男手が必要な時に、ちょっとその手をお貸しいただけないかしら? なんて思ったりするのだった。
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