暇はあっても、ジイサン、アンタと話す暇はない / ジイサンがいっぱい

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ー今日の散歩コースには、ノラのたまり場があるー

頭ボワ~ンも脚の痛みもそう変わりはないけど、今日はいい天気、それだけでも少しは気が晴れる。

こんな日は散歩しなくちゃいけません、年寄りは。

杖はついても、先ずは500メートル休みなしで歩けるか? これが第一関門。ということで、歩きましょ、やりましょ、できるでしょ、それくらい。

なんとか500メートル以上は歩いたかな。で、ちょっと休憩、缶コーヒーを買って小さな公園へ。

すると、目当てのベンチには、すでに半袖姿の見知らぬジイサンさんが座っております。

あーあ、せっかく来たのに、もう……。

うーん、なーんか……。

と思っていたら、やはり、ジイサン、声をかけてきましたよ。

「いい天気だね」

無視するわけにもいかず、「そうですね」と返せば、ジイサン何だかんだと次から次へと喋りかけてくる。

で、「どう、座ったら」

えー、ジイサン、アンタの横に? 

いくら、暇なバアサンといえども、それはありえませんですわよ。

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ついてないったらありゃしない。

いくらお喋りに飢えている年寄りだといったって、バアサンだからといったって、ジイサン、アンタの話を聞くほど暇じゃない。

とはいっても、ジイサンを無視し、さっさと立ち去ってジイサンの怒りを買ってはまずい。

最近は、ちょっとしたことで相手の怒りを買い、とんでもない事件に、なんてことがある。

ここは円満に何事もなかったように、ごく自然に立ち去らねばいけない。全く、ついてない。

図書館にはジイサンが多い、で、最近、スーパーに行っても、そう思う。ちょっと座って休憩できる、イートインスペース? そこにいるのよ、ジイサン、たくさん。

まぁ、ジイサンのことばかり言えないのですけどね。バアサンだってあちこちで目に付きますわね、で、大きな声で。

ジイサン、ジイサンって失礼な、自分だってバアサンのくせして、ですね、はい、すみません。

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