老きょうだいの「ひとり言」……怖し / 昭和のテレビドラマ『岸辺のアルバム』

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歳はとっても、爽やか~に、そう願う!

老姉妹、醜い諍いもなく平和に1日が終わっていきそうです。

ちなみに本日、きょうだいと会って話をしたのは、夕飯の支度時から食べ終えるまでの約2時間だけ、まぁ、そんなものでしょ、それで充分でしょ。

で、夕飯の支度は、毎晩、このワタシがしてますの、信じられます?

何たってさすが我がきょうだい、料理は全く、しない、ではなく、できません。信じられないほどに。

しかし、洗うのは好き(そういうことにする)? なので食後の食器の洗い物はお任せしています。

そうして私は早々と2階のこの部屋に。ここにはテレビもありませんから静かなものです。

すると、突然、その静寂を破る、奇妙な……? 下のリビングから……なに? なに? 声? 音? テレビ? 

何かあった? 老姉? ぶっ倒れた? 

……じーっと耳を澄ましていると、またもや、変な声が? 

……これは、どうやら老姉がテレビを視ていて思わず発した?、もしくはひとり言だったんですね。

アーとかウーとか、そして時にブツブツと。

今は、もう慣れましたが、初めて聞いた時はちょっと驚きましたよ、怖かったですよ。

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まぁ、私もテレビ視ながらブツブツ言ってますが、自分以外のひとり言を聞くのは、ちょっと……あまりいいものではないですね、それがわかりました。

たまにいるでしょ、ひとりブツブツ言いながら歩いてる人……それって、ちょっと、ですわよね。

やだ、それって自分のことじゃない、ですよね、気を付けなくちゃいけません。

老姉にこのことを言うべきか? 

で、言うとするでしょ。すると、

「なに言ってんのよ、アンタに言われたくないわ。アンタなんかそんなものじゃないわよ。料理の支度してるとき、ずーと、ひとりでブツブツ言ってるくせに」

なんて言われそう。……うーん、確かに、ずーとじゃないけど、言ってる、と思う。

……でもさ、テレビ視てブツブツくらいならいいけれど、ちょっと認知なんか入ってきて、「ほんとは、アンタなんか大嫌いだったんだ、ずーと、ずーと子供のころから」

それで思い出した。昭和のテレビドラマ『 岸辺のアルバム 』原作・脚本:山田太一

夫が妻に向かって言うのだった。「お母さんのことなんて、ずーと好きじゃなかったんだ」そんなことを。

で、その妻であり母親役の八千草薫が子供たちに「あれは病気が言わせてるのよ」

あの頃は面白いドラマがあった、そして面白いドラマや映画はこうしていつまでも覚えているものだ。

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