草むしりはどうなった? ボチボチよ、いいのいいの、無理しないの、急がないの、年寄りは。そのうち何とか格好つくようになるでしょ。
で、今日は本当に久しぶりに夕飯時に350㎖・缶チューをいただきましたの。ゴクゴク、グビグビ、クーーーーーッ、まるでジュースみたいな飲みっぷり。
うううううんまーいー。
缶チューでこれほどの、感動、うううううんまいは久しぶり? そして2本目は似非・ビアで感動再び。
が、しかし、仕事に行っていた頃の花金の、仕事帰りに呑んだ生ビーにはとてもじゃないが及ばない、それは似非と本物、外呑み、家呑み、金額の問題では決して、ない。
今思えば、あの感動を味わいたくて仕事に行っていた、そう言っても過言ではない。
そして仕事を辞めたら、毎晩、呑むようになった。それはいつしか惰性になって、美味しさも感動も、なくなった、やがて呑みたいとも思わなくなった。
だから、呑むことを、パタリと止めた。
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やがて季節は変わり、気温が上がってきたら、少し呑んでみたいと思うようになってきた。
で、久しぶりに呑んだら、うううううんまい、が蘇った。
で、今日の夕飯はといえば、冷凍ピザ、それにブロッコリーを茹でてトマトを添えただけ。
でも、うううううんまーーーい、呑むも食べるも感動ものであります。
でも…………………私って、私って、いつの間に……なんて安上がりな女になったのかしら、こんなことで感動しているなんて。
それを、老・姉子に言ってみましたら、
「そうね」
そして2人して、そうね、そうよね、でも、これでいいのよね、年寄りは、これで充分よね。
毎日、こうして美味しい、オイシイ、お腹いっぱい食べられるなんて、幸せなことよね。それを忘れちゃいけないわ。
久しぶりは、物でも人でも、喜びもひとしお感動ものにしてくれる、有難みもわかる、多分、知らんけど。
かっては、姉と会うのもたま、久しぶりだった。だから会えば買い物、大いに飲み食い、大いに喋り楽しいひと時を過ごしたものだった。
しかし時は容赦なく過ぎ、当時、オバサンだった姉妹は、今や前期・後期の老姉妹。
一緒にいても会話はほとんどなく、お互い身体に不安を抱え……ああ、この先は、どうなることやら。
なるようにしかならない、なるようになる、まっ、考えても仕方ない、明日、目が覚めたら、とりあえず、明日を生きましょう。
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