食べる話ばかり続いたので今日は「お金」のことをちょっとばかし。
それにしても今や関心事は「食」「金」それに「健康」か……あ~あ、これじゃ、完全に、年寄りだ。
姉と私、同じ親から産まれたはずだが、何もかも、違う。
改めてそう思う今日この頃ですが、一つだけ、自信を? もって言える共通点といえば、それはお金に関して、「どんぶり勘定」。
ブランド品に夢中になるわけでなし、男に貢ぐこともなく、見かけはいたって地味?
「さぞや、しっかり貯め込んで」
姉のことをよく知らない人は、そう思うようです。
確かに、女性としては年収は高かった方だと思います。仕事を辞めてから諸々の手続きのためハロワに行ったら、職員がちょっと驚いていたと言ってました。
そして退職金、年金、その生活なら貯まる一方でしょ。
ところがギッチョンチョン。
えー、うっそー 何で? なんで それしか ないわけ?
しかし、姉のことは言えない、妹であった。
なんで? なんで? なんで?
だって、それは私のことでもあるからだ。
お金に関する後悔は山ほどあれど、でもさ、今更、タラレバ言ってもしょうがないわ。
その辺はサッパリした性格なの、2人とも。というかバカというのかしら?
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前を見つめて、なければないなりに暮らしましょう。住むに食べるに困っているわけでなし、上を見ても下を見てもキリがない。
姉も退職したころは、まだ若く、不自由なく歩くことも、ひとりで出かけることもできました。
ですから、「ストレスなんてないし、お金も要らないわ。これ以上、必要ないわ」
なんてなことを、いつも言っておりました。
しかし、あれから幾星霜、今やすっかり歳をとり、身体も不自由、この先の健康も危ぶまれ、もっと歩けなくなったら? もっと身体が動かなくなったら?
……うーん、施設に入るのが安全で、安心よね。
でも、それにはお金もかかるのよ。そして、その環境は、お金で買えるのよ。
なんて話はしないわよ、この老姉妹は、姉はそういう話を嫌いますから。
でも、歳とって、ましてや身体の不具合、健康不安は、お金の不安に直結し、生きる不安につながっていくのではないでしょうか。
ですから、お金、これ以上、あってもいいんじゃないですか?
そう思いませんか、お姉さん。
でも……これ以上……無い。
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