何もかもは、手に入らない、無理よね

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それでも、ひとりが好き!

たまには1人になりたい。

でも、ずーと1人の人は、たまには2人になりたい、そう思う時だってあるだろう。

もう働きたくない、疲れた、病気になった、リストラされた、誰か助けてくれ!

うん? 2人になりたい? それは「愛」でなく「ゼニ」のためか?

まっ、そうとも言える。19、20じゃあるまいし、大人の現実は、そんなものだ。

 

今日20分ほどの予定で、玄関先の草をちょちょっとだけ雑に取り除いておりましたら、そこへ柴犬? を連れたオバチャマ通りかかり、お互い「こんにちは」と挨拶。

この人とは水曜日にも散歩の途中で会っていた。するとオバチャマ「アナタとはどこかでお会いしたような……」

そこから会話が始まり、初対面? だというのに30分以上話し込んでしまった。

訊いたつもりなどないけれど、オバチャマの家の場所も家業も、大体の家族構成も知ることとなった、そして病歴も。

子供の頃はひどい人見知りだった? でも、いつからこんなに人見知りしない人間になったのか? 

人間は変わるものだ、というより図太くなったともいえるのか? 

そうよ、女がひとりで生きて行くのは大変なんですから。女は愛嬌? 愛嬌だけじゃ生きて行けないのよ。

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で、オバチャマは癌で2回も手術したという。抗がん剤治療もした、食べられなくなって体重は落ちに落ち骨と皮になった。

そんな時、娘が―――――――――――――。

そう言うので、そうしたら、段々、少しずつ食べられるようになって―――――――。

よかったですね、家業も手伝っているという娘さんの存在は大きいことでしょう。

そして散歩の時も、何かあれば、先ずは、犬がいるから安心、そしてスマホを持って行けと言われるの、とスマホを見せてくれた。

ワンちゃんとスマホ、それは確かに、安心ですね、また心配してくれる人がいて心強いですね。

オバチャマと話していて、つくづく、そう思う年寄りでありました。

独り身の気楽さは、何物にも代えがたい。

が、しかし、歳をとると、健康不安、病気、お金、孤独、話し相手は? 相談できる人は? 誰かすぐに駆けつけてくれる人は?

何もかもは無理よね、ないものねだりよね。

「何もかも持ってる」、そう思える人だって、何か足りない、満たされないものがあったりしてね。

まぁ、この年寄りは、せいぜい、健康寿命を延ばすこと。それには、ちょっとばかし努力もしないと、それも自分のためよね。

で、そのオバチャマ言ってました。2日間、散歩に出ないと、3日目の散歩では、脚の衰えを、ものすごく感じる、そして筋肉痛。

たった2日でですよ、年寄りは。だったら、姉はどうなの?

明日はスーパーへ姉と行ってきます。姉にとって、外を歩くのは今月2回目です。

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