最近は楽しいことがめっきり減って、愉快でないことが増えました。
午後からはスーパーへ、その前に軽く軽くほんの少し散歩。そして、ご近所さんに出会い、そこで、ご近所オジサンの話になった。
このオジサンはこのブログにも登場したことがある、それはそれはよく喋る、よく歩く70代の元気なオッサンだ。
そして、出会えば、いつも私に若い若いと言ってくれる、心優しい人でもあったけれど、それが少々? かなり? ウザいと感じさせる人でもあった。
最近は、私が外に出る機会が減ったということもあるが、出会うことがなくなって、そのオジサンのことは忘れかけていた。
で、今日、ご近所さんに出会って、そのオジサンの話になったわけだけれど……。
そのご近所さんは、はっきりとは言わなかったけれど、どうやらオジサンは「認知症」の症状が出始めたらしい。
それを聞いて、驚いたのなんのって、ちょっと言葉を失った。
だって、オジサンと最後に出会ったのは ? 1ヶ月 ? 2ヶ月前 ? はっきりとは覚えていないけど、その時もよく喋ってました、いつも通り、同じことを何度も。
ただ、最近は物忘れがひどくなった、そして、あれ ? あれ ? ? ? ? ? と訳の分からなくなることも出て来た。
そんなことをまたまた何度も言っておりましたが、でも、年寄りはそんなものでしょ。と、私も、いつも通りテキトーに聞き流しておりました。
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オジサンは仕事も少ししていました、アルバイト程度ですが。
仕事は好き、それが生活の張り合いにもなっている。だから、できる限り続けたいと言っていたのですが……。
どうやらその仕事にも支障をきたすようになって、辞めざるを得なくなったようです。
認知症って、たった2ヶ月、1ヶ月程度で、そんなに進行してしまうものですか?
今まで、お喋りオジサン「ウザッタイ」正直そう思ってましたが、今日、「認知症」のことを聞いてから、ずーとオジサンのことが気になって、心配で。
オジサンは、いつも言ってました。
年寄りは少し見かけない間に、とんでもなく変わってしまうことがある、まるで浦島太郎みたいに。
だから、外に出て、人に出会い、お喋りをするのがいい。家に籠ってちゃ駄目だよ、と。
で、私も、こんなにうるさいほど、よく喋る年寄りは、認知症になりにくいだろう、とオジサンのことをそう思っていたのですが……。
わからない、わからない、わからなくなった、ビックリした、驚いた、ショックだ。
でも、年寄りは、ちょっと見かけない間に……これは、オジサンの言う通り、本当だ、間違いない。
オジサンが身をもってそれを示してくれた。
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