年寄りの心変わり

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秋もいいよね! 

秋よ来い 早く来い 

歩けるようになった まーちゃんが(私のことですわよ) 

おんもにでたいと待っている

 

朝晩はちょっぴりしのぎやすくなった。

人生の秋に季節の秋が覆い被さって、ううっ、重い。加齢と共に、それは年々重さを増し、心も体も沈んでいく落ちていく底なし沼に。

そんなわけでこの年寄り、すっかり秋が嫌いになってしまった。

しかーし、今年は違う、気が変わった。その反対に、秋の到来をずーと待ちわびていた。

それはなぜかと問われれば、脚の痛みが軽くなり、以前より歩けるようになった。だから外に出たいのである、歩きたいのである。

が、この年寄り、万年寝不足で最近はしょっちゅう気持ち悪くなる、体調を崩す。この暑さでは尚更のこと。

というわけでエアコンの効いた涼しい部屋で横になり、ただただ秋を待った、一日千秋の思いで。

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脚の痛みが軽くなってきて、以前より歩けるようになった。

たったこれだけのことで、気持ちって大きく変わるんですね。

歩く、歩けるなんて、普通でしょ、当たり前でしょ。

ところが当たり前じゃなかった。

この歳になって、失いかけてよーくわかりました。

ありがたやありがたや、感謝感謝。

でも、すぐ忘れちゃうんですね、で、文句ブチブチたれちやって、困ったものです。

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