日に日に脚の痛みが和らいで気温も下がり始めたら、俄然断然当然、年寄りなりのそれなりの元気だって出るってものです。
そんな年寄りの今のお気に入り甘味、お菓子はといえばプニョプニュグニャのグミに決定。
グミはグミでも甘くて酸っぱい人工果汁味グミよ。今日もおやつに1袋食べました。
体に悪い? この歳でグミ1袋我慢して余命が1年延びたところで、それがどうした? それが何だ?
あの時、まだ元気な時に、思う存分グミを食べとけばよかった。なんて末期の後悔はしたくないものだ。
最近は、これが食べたい、というものが、無くなった。しかし、グミを見つけた。
ああ、グミが食べたい、1度に2袋、3袋、嫌というほど、飽きるほど。
と、ちょっとオーバーに書いてみました。
7月に寝込んだ時、食べたいものがあれば買ってくるから、と姉が言うので、「グミ」をお願いした。
メーカー・商品名はあえて挙げなかった。これが間違いの元だった。
案の定というか、姉が買ってきたのは、グミはグミでも聞いたこともないメーカーの、多分、間違いなく安さ勝負のヤッスイグミなのだった。
【スポンサーリンク】
必ずしも価格が全てではない。
しかし中身は価格に反映する。高いもの、安いものには理由があるのだ。
というわけでグミ好き年寄りは、グミ袋を見ただけで中身も味も想像できるのである。
姉が買ってきた、見るからにヤッスイグミは?
はい、思った通りでした。もうもうもうガッカリ、楽しみにしてたのに。
グミ……人工果汁味グミですよ、私が望んだのは。千疋屋のメロンやマスカットじゃないのよ。
ああ、それなのに……。
姉にとっては、たかがグミ、どれも一緒よ、そんなモノ、安モノで充分。
しかし病に伏せる食欲のない妹にとっては、されどグミ……楽しみにしていたのに。
ああ、それなのにそれなのに。
こうして過ぎたことを、いつまでも。
ああ、しつこい私。ああ、食べ物の恨みは。
ヤッスイヤッスイって、ちょっとオゲヒンだったかしら。
【スポンサーリンク】