やっと9月になったと思ったら、もう今日は10月で、いやはや何と申しましょうか。
あっという間ですね、ほんと、あっという間。
またまた今朝はクリス・クリストファーソンの訃報。またまたちょっとショック。88歳、もうそんな歳になっていたんだね。
当たり前よね、自分だっていつの間にかこんな年寄りなっているんだもの。
心の中の、ついこの間は、今や遠い遠い昔になって……みんなみんな本当にあっという間だ。
昔々、
「ポケモン」って知ってる?
ポケットモンキーじゃないよ。ポケットモンスターって言うの。
何、それ、知らんわ、どうでもいいわ、興味ないわ、そんなモン。
で、今日は、そのポケモンでなく、ボケモンのお話です。
年寄りの身体は痛いがいっぱい、病気もたくさん。そして、れれ、あれれ、えーと、何だっけ? という問題を抱えるようになる。
えーっと、何をしようとしてたのかな? 何を言おうとしてたのかな? えーと、えっと、「私」という字はどう書いた? ああ、思いだせない、ああ、書けない。
増えてませんか? こんなこと。
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以前どこかに書いたかと思うのですが、電車で私の隣に座ったオバサン(60代くらい)、自分の降りる駅、目的、行先がわからないのよ。
心配になったので、とりあえず私と一緒に下車してもらい、駅事務室? へ案内しましたが、あれからどうなったでしょうか?
「認知症の行方不明者」年々増え続け過去最高とか。
死ぬまで健脚、それは理想ですが、頭が健やかでなくなったら、その健脚は……うーん、どうなんでしょ。
自分のボケを笑って話せるうちはいいですけどね。ボケ自慢合戦。アンタのボケには負けないわよ、ワタシ、すごいのよ。
自分で自分のボケ具合を晒すのはいい。
「もう、歳だから」「歳のせいよ」加齢もそう。
しかし、相手に自分のボケの数々、ボケ具合などを指摘されたら、アッタマに来ますよ。
ふん、アンタに言われたくないわ。自分のボケを棚に上げ、だったらワタシも言わせてもらいますがね……。
近しい相手だから、「つい」、これがいけません。近しい関係だからこそ、言っちゃいかんことがある。
……ジブンはどうなんだ? ヒトのこと言えた義理か? お互いさま、お互いさま、沈黙は金。
こうしてそうして、見ざる聞かざる言わざる、そんな日々が増えていく加齢所帯なのだった。
で、その先には……起こってもいないことを考えてもしょうがない。そういうことにしている。
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