コロナより何より脚の不具合で2年以上にわたる家籠り、つくづく飽きた。
この先もこんな生活が続いたら、本格的・老人性鬱になりそうな気さえする。
ありがたいことに脚の痛みも暑さも一段落した。これから真冬になるまでの短期間、せいぜい外に出ることに励みたい。
どこに行くか? まぁ、どこでもいい、家の近所でも、とにかく外に出ることができればそれでいい。
電車に乗る自信もついてきた。2年ぶりに電車に乗って繁華街にも足を伸ばしてみたい。
そう考えるだけでワクワクしてくる年寄りです。
と同時に何を着るかな? 着るものあるかな? で頭の中グルグル、フル回転。
で、そうだ。と色々と引っ張りだしては鏡の前でラララ ♪
……どうかしら?
ついでに20年以上前に一目惚れして購入したジャケットを羽織ってみた。
うーん、ちょっと違うかな? でもまだ捨てられない。
で、はい次。これにはあれを合わせてなどと色々考える。
加齢して、お洒落への熱量はかなり減ったとはいえ、それでも楽しい。年寄り改めてそう思う。
【スポンサーリンク】
行くところもなくなってヨソユキも必要なくなった。けれど、見るだけでも楽しい。
こんなことでワクワクする安上がりな年寄りである。
ワクワクする、楽しい、気分が上がる、これが大事。
加齢と共にどんどん減っていっちゃうからね。すると表情も乏しくなってね。
“ 浮世は衣装七分 ”
“ 馬子にも衣裳 ”
“人は見た目が……”
仕事にも行っていない今は、人にどう見られるか、そんなことは、もうどうでもいい。
とも言えないが、それより何より自分の気分が良くなる、上がる。何たってこれだわよ、自分のためだわよ。
まぁ、欲を言えば、顔もとっかえひっかえできるといいけど。
そこは何とか妥協して、キレイは無理でも、清潔感を含めコギレイを目指すというか、そうありたい。
現実、そうであるかどうかはともかく、気持ちだ気持ちだ、エイエイオー!
【スポンサーリンク】