先日の終活の記事、同じことを昨年の1月にも書いておりました。いやー驚いた、赤面、汗でた(去年のものは「下書き」として引っ込めました)。
しかし彼女も私に話したことをすっかり忘れ、1年数ヶ月後に同じことをまたまた同じ相手に話しするとは……。
話す方も話す方だが聞く方も聞く方、どっちもどっちで良かったね?
でもですよ、同じことを2023年版、2024年版と文字にまでしてしまった、そんな自分が、うっそー、ですわよ。
お互い、去年のことなどすっかり頭から抜け落ちて、改めてすごいですね、この忘却力。
ああ、それなのに、自分のことは棚に上げ、彼女のことを、ずーと「忘れっぽい人」と思っていたんですね。
「忘れっぽい」、そこがまた彼女の大らかさ、良さでもある、とか何とか分かった風に、偉そうに私は。
大変、失礼いたしました。それこそアンタに言われたくないでした。
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でも、お互いがすっかり忘れている、それなら問題ないですよね。
お互い会うたびに同じ話をグルグルと。でも大丈夫、忘れんぼの2人には、毎回、新鮮な話題となり得るのです。
「その話聞いた、これで3度目」「ああ、その話って、最後、こうなったんでしょ」それよりずーと平和的だと思います。
それにしても私、記憶力に関してはちょっと自信あったのですがね、ちょっと凹みます、自分の歳を改めて、あーあ。
今、たった今、使っていたボールペンがない、ない、ない、どこ行った。今さっきまで読んでいた本が見つからない、どうして、なんで。
探しているうちに何を探してるのか忘れたり、あれー、こんなところにあったー、と別の探し物や食べかけのお菓子を見つけたりする今日この頃です。
こうして、あれ? あら? うっそー、信じられない、自分が、などと思う日は増えて、今日より明日、明日より明後日と確実に、老い老い老いて、そして……考えないようにしよう。
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