年寄りだからって感傷に浸ってばかりいられない。年寄りだって年寄りだって明日があるんだ、生きてる限り。
同じ生きるなら、年寄りだって年寄りだって年寄りなりにそれなりに、どうするか?
先ずは歩いて心と体の虫干しを。ということで秋晴れの今日は午後から散歩に。
変わり映えしない景色の中をいつものようにブツブツと独り言をつぶやきながら歩く。見慣れた退屈な景色とはいえ、それでも気分が晴れてくるのがわかる。
あるご近所さん宅の前まで来ると、私はいつも無意識のうちに確認することがある。
それは彼女の自転車だ。
今日は自転車あるかな? 晴れの日に自転車が置いてあることは、まず、ない。
当然、今日もその自転車はなかった。彼女は70代、ひとり暮らし、仕事はしてないけれど、毎日、その自転車で出かける。
行先は、知らん、分からん、訊かんけれど、雨の日以外は、毎日毎日出かける。
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先日、バッタリ出会って立ち話をしていたら、通りすがりのオッサンが彼女に挨拶をした。そのオッサンは挨拶だけでなく、話をしたいようだった。
私はそのオッサンのことをウザイ、早くどこかへ行ってくれ、と思った。
彼女もそう思ったようで、つれない態度を示し続けたら、オッサン不承不承どこかへ行ってくれた。
この時はオッサンだったけれどオバサンの時もある。毎日あちこち出かける彼女はあちこちに知り合いが増えていくようだ、よく知らんけど。
脚の不具合やコロナですっかり出不精になってしまった私は、最近、この人の「出かけまめ」を見習いたいと思っている、マジで。
それは決して決してオッサンやオバサンと知り合うためではない。そこのところ誤解しないでね。
脚の不調のために買った自転車は、脚の不調のために乗るのを諦めた。けれど、これから、また乗れるかもしれない。
私も彼女みたいに、自転車オバサン? 自転車バアサン? になりたい!
そして自転車で今より少しだけでいいから見知らぬ景色の中を走りたい、そんなことを思う今日この頃なのだった。
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